スタジオジブリの作品の中でもっとも人気がある作品が「千と千尋の神隠し」です。興行収入は300憶円を超えており、日本のアニメ映画で歴代1位です。
「千と千尋の神隠し」には、人間、神様、魔法使いなど様々なキャラクターが登場しますが、今回は、「千と千尋の神隠し」のイケメンキャラのハクについて解説していきたいと思います。
ハクは、川の主から、湯婆婆の弟子になり下がってしまったようですが、その後、元の世界に戻れたのか、千尋との関係、などについてご紹介していきます。ネタバレを含みますのでご注意下さい。
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— しばらくアウラチャンな元ルガディンTasman? (@Tasman_and_Aine) August 16, 2021
何十回見ても面白いな!
大人になって見返すとまた違った発見があっていいわね!!
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ハクは元の世界に戻れたのか?
透明感を持ったキャラクターというイメージの #ハク。普通の人よりも少し遠くを見ていたり、人の内側を見ているような瞳になるように描かれているそうです。設定では“外見は12歳ぐらい”とされていますが、その落ち着いた表情や立ち振る舞いは、ずっと大人であるような印象を与えますよね。#千と千尋 pic.twitter.com/LWJUNkOXZ3
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) August 16, 2019
ハクは、湯婆婆の弟子として湯屋で働かされていましたが、その正体は千尋が幼いころに落ちた川「琥珀川」でした。
川の神様というところでしょうか。
しかし、川の神様まで弟子に落としてしまうあたりは、湯婆婆の恐ろしさがうかがえます。
そのハクが千尋と同じように、元の世界に戻れるかどうかというのは難しそうに思ってしまいます。
しかしハクは、千尋のおかげで名前を取り戻しています。
千尋も湯婆婆から最初に名前を奪われて「千」という名前に落とされてしまいます。
この物語で名前というのは重要なキーワードになっていて、名前を取り戻すことが、この世界から脱出するカギとなっているのです。
ハクはニギハヤミコハクヌシ「琥珀川」という名前でした。
これは、おそらく川の神様の名前ではないでしょうか。
また、ハクが龍になって湯屋に飛び込んできたとき、千尋のもっていた苦団子を食べて、お腹の中にいた虫が飛び出してきています。
その虫は千尋によって踏みつぶされています。
この虫によってハクは呪いをかけられていたので、この点もクリアしています。
最後に、湯婆婆の人物像についてですが、いかにも悪そうな人物に描かれていますが、性根は悪い人ではなさそうです。
千尋も最後には、湯婆婆のことを「おばあちゃん」と呼び、人間性のようなものを醸し出しています。
天空の城ラピュタの空賊の女親分、ドーラに重なる部分があります。
これらのことを考察すると、ハクは、千尋が去って間もなく湯婆婆との契約を解除することが許され、琥珀川へと戻ったと考えられます。
ハクは本当に八つ裂きにされてしまったのか?
■千と千尋お得情報メモ
透明感を持ったキャラクターのハク。普通の人より少し遠くを見ていたり、人の内側を見ているような瞳になるように描かれているそうです。設定では“外見は12歳ぐらい”とされていますが、落ち着いた表情や立ち振る舞いはずっと大人であるような印象を与えますぅ😆 #ハク pic.twitter.com/s398w4kYK7— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 20, 2017
ハクは、湯婆婆に銭婆のところにいる坊を連れ戻してくる代わりに千と両親を人間の世界へ戻してくれるように頼みます。
それを聞いた湯婆婆は、「それでお前はどうなるんだい?あたしに八つ裂きにされてもいいのかい?」と言います。
湯婆婆にとって坊はかけがえのないかわいい息子。
その息子を奪われて正気を失っている湯婆婆の発言なので、感情的になっていることも考えられますが、湯婆婆の恐ろしさの一部なのかもしれません。
そもそも、ハクは何か事情があって湯婆婆の弟子になっていることから、湯婆婆に条件をつけて千と家族を救えなどと、言える立場ではないようです。
とはいえ、湯婆婆には、湯屋の従業員らに対する愛情のようなものを見せるシーン(カオナシから守る時など)もあり、ハクに対する愛情も持ち合わせているのではないでしょうか。
おそらく、大切な一人息子の坊を駆け引きの材料にされたことに対する怒りのようなものだと思われます。
そして最後は、坊も戻ってきて千尋が帰っていくとき、ハクは千尋に対し「平気だ、名前を取り戻したから」と言っているので、湯婆婆の契約はあるのかもしれないが、そうそう湯婆婆の自由にはならない存在になっていることがわかります。
よって恐らく、八つ裂きも回避し、元の世界へ戻れると思います。
ハクは千尋の兄だったという都市伝説
■千と千尋お得情報メモ 消えていく体
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ハクは、琥珀川の神様という設定になっていますが、実は、千尋の兄であったのではという都市伝説があります。
これは、なかなかありえるのかもしれないという伝説ですね。
千尋が子供の頃琥珀川でおぼれてしまい、それを助けに入っておぼれたのが千尋の兄だったという説ですね。
この理由のひとつとして、エンディングの際に、川を流れる靴を拾う誰かの手が映るシーンがあるのですが、この手は兄の手ではないかというのです。
また、お母さんが全体的に千尋に対して距離を置いた感じの話し方をしているというのも気になるところです。
よって、琥珀川でおぼれた千尋を助けるために川に入った兄は逆におぼれてしまい、死んでしまった。
しかし、そのまま成仏せず琥珀川の神様の中に生きることとなった。というものです。
ハク自身も昔から千尋のことを知っているというセリフを言っています。
ハクが千尋の兄という裏設定があってもおかしくないものですが、今のところ公式な発表などはなく、都市伝説の域を出てはいません。
まとめ
「千と千尋の神隠し」は多彩なキャラクターがひしめき合っているところも映画の魅力の一つです。
不気味なキャラクターが多い中、ハクは唯一の美白少年で、ミステリアスな存在です。ファンも多いのではないでしょうか。
そんなキャラクターなので、湯婆婆との関係や千尋との関係なども裏設定があるかもしれないと色々想像してしまいます。
ハクは、恐らく、湯婆婆に八つ裂きにされることなく、千尋のあとを追って、元の世界に戻れていることでしょう。
今回は、そんな魅力的なキャラクターの一人ハクについてご紹介しました。
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