千と千尋の神隠しの坊は誰の子で年齢は?正体や父親、湯婆婆との関係が気になる!

スタジオジブリの作品の中でも最も人気の高い作品のひとつが「千と千尋の神隠し」です。

2001年に公開されましたが、日本アニメ映画では、興行収益1位という人気を誇っています。ちなみに、2位は君の名は、3位はハウルの動く城です。

「千と千尋の神隠し」は、神様の世界の話を描いた物語で、様々な神様など個性の強いキャラクターが登場します。

その中でも、強烈なキャラの一つ「坊」について、坊の親、年齢、湯婆婆との関係などについて紹介します。ネタバレを含みますのでご注意下さい。

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「千と千尋の神隠し」の坊は誰の子?

坊は、ムチムチとした体とちょっと憎たらしいような表情、そして赤い前掛けがトレードマークです。

坊は、いったい誰の子供なのかというのは気になります。

結論から言いますと、湯婆婆が坊の母親であることが、ジブリの公式ホームページに記されています。

映画の中で、坊は湯婆婆のことを「ばあば」と呼んでいますね。

ただ「ばあば」だと、おばあちゃんとか乳母といったニュアンスも感じられますね。

 

それに、湯婆婆の容姿からすると、坊を生むような年齢ではなさそうに思ってしまします。

ただ、神様や魔法使いというのは、容姿と年齢とかはまったく別ものということが多いです。

魔法使いで容姿は少女なのに年齢500歳とかよくある話です。神様や魔法使いの世界は、なんでもありなのです。

坊の母親がわかったところで、父親についても知りたくなりますね。

「千と千尋の神隠し」の坊の年齢は?

湯婆婆の子供だとすると、成人していてもおかしくなさそうですが、どう見ても赤ん坊から小坊主くらいが妥当な容姿をしています。

なにしろ赤い前掛けは、どう見ても成人ではないです。

しかし映画の中で、坊は「お前、病気を伝染しにきたな。」とか「行ったら、泣いちゃうぞ!」といった、恫喝とも脅しとも取れるようなコミュニケーションスキルを持っています。

 

また、千尋が痛がるような力で腕をつかんだりもしています。

だから外見は幼児ですが、中身は少年~青年くらいはありそうです。

一説では、外の世界に坊を出したくない湯婆婆が坊に成長を止めてしまう魔法をかけているという話もあります。

坊も映画の中で、「外にはばい菌がいるんだぞ。出てはいけないんだぞ。」と外の世界を知らないような発言もしています。

坊は湯婆婆のお気に入りで今の姿を保っているのかもしれません。

「千と千尋の神隠し」の坊の父親はおしら様?どんな関係?

坊の父親なのですが、大根の神様のおしら様ではないかという説があります。

湯屋のお客の中で、千尋と一緒にエレベーターで最上階に行っているのは、映画の中ではおしら様だけなのです。

湯婆婆の許可なく最上階へ行けないのに千尋とエレベーターに乗ったおしら様は、いつも乗りなれたふうにしています。

よほど行きなれていないと、あの雰囲気はだせませんよね。

この後、妻であるとしたら湯婆婆のところにずっといたのか、千尋に興味があって最上階まで来たのか映画でははっきりしていません。

また、川の神様のお帰りシーンで湯婆婆が千尋を称えるシーンにおいても、おしら様は扇子を持って舞い踊っています。

このあたりからも、湯婆婆とは近しい間柄であることがうかがえます。

 

ところで、おしら様と坊は体形が坊にそっくりということと、赤いふんどしと前掛けがお揃いだということもひょっとしたら湯婆婆の趣味なのかもしれません。

湯婆婆とおしら様のツーショットは、ちょっと見てみたいですけど、あまり親密すぎるシーンはむしろ笑いのシーンになってしまうかもしれませんね。

そして、この2人に坊を加えたら、かなりありえる親子ですね。

「千と千尋の神隠し」の坊の父親は釜爺?どんな関係?

釜爺は、湯屋の給湯係をしていて、クモのような手足を6本持っています。

仕事熱心なところや、湯婆婆と銭婆姉妹のことをよく知ることから、湯婆婆との関係があるのかもしれないと考えられています。

そして、あれだけの湯釜のある大きな湯屋で、すべてを担当しているので釜爺はかなり優秀なキャラクターであります。

湯婆婆は性格上、使えない奴を嫌うので、釜爺に対して好感は持っています。

湯婆婆との関係は古く、40年近く働いているようです。

 

ただ、ハクに「ワシは反対したんだ。魔女の弟子になってもロクなことがないってな。」と湯婆婆をあまり良く思ってもいないようだったので、縁はあるものの夫婦であるかどうかは微妙な感じでもあります。

銭婆についても「あの魔女はおっかないぞ。」といっており、湯婆婆及び銭婆についてかなり面識があることがうかがえます。

年齢的にも湯婆婆と釜爺は同じくらいにも見えます。

2人の間に過去、いい関係があってもおかしくありません。

 

そういえば、釜爺も坊も千尋のような女、子供に対しては思ったことをずばっというあたりは、目上に従順で目下に厳しく優しい性格の持ち主らしく似ていますね。

ジブリの作品は、女、子供に対する言葉や態度によって、そのキャラクターの性格を決定づける傾向があります。

千尋に対して、まっすぐな言葉をなげかける2人は実直で誠実な感じが伝わってきますよね。

ただ、坊には釜爺の外見的なDNAが見当たらないところが微妙なところです。

「千と千尋の神隠し」の坊の父親は外界の男性?

坊を外に出さないで猫可愛がりしているのは、坊の父親は外の世界の男性で、湯婆婆や坊を捨てて外の世界へ出て行ったということも考えられなくもありません。

坊が外の世界を知ることにより父親の存在を知り、いつか湯婆婆を捨て、父親のもとへ行ってしまうのではないかという心配があるのです。

この説はなかなか合理的ですね。

外の世界の神様なのか、魔法使いなのかはわかりませんが、素敵な恋愛を過去にした外の世界の男性がいるかもしれません。

どこかの川の神様かもしれませんね。

まとめ

今回は、「千と千尋の神隠し」に登場する坊について、お母さん、お父さんについて紹介しました。

お母さんが湯婆婆であるというこは、ジブリのHPからはっきりしました。

坊の年齢についても確定的なことは言えませんが、おそらく、少年から青年の間くらいということは推察ができました。

また、お父さんについては、断定できるお父さんにはたどり着けませんでしたが、今後のジブリからの発表や新しい作品の中に謎を解くヒントが出てくるかもしれませんので注視していきましょう。

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