映画「もののけ姫」のあらすじネタバレと結末!評価感想や口コミも!

1997年(平成9年)に上映されたスタジオジブリの「もののけ姫」は宮崎駿監督のもと制作されました。

この映画は当時193憶円を超える興行収入を得ており、当時の日本記録となりました。

今回は、大人から子供まで楽しめる普及の名作「もののけ姫」のあらすじネタバレと感想や口コミを紹介したいと思います。

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映画「もののけ姫」のあらすじネタバレ

1.タタリ神の呪い

エミシの村の青年アシタカは、森でタタリ神に遭遇し村を守ろうと戦います。

アシタカの放った矢は、タタリ神の目を射てタタリ神の暴走は食い止められます。

しかし、アシタカはタタリ神の黒い瘴気を右手にもらい、呪われてしまいます。

 

その晩、アシタカは村長に呼び出され、呪いを解くために旅立つよう言いつけられます。

アシタカは西へと旅立ちます。

道中、侍に襲われる村を助けるために侍を殺してしまいます。

呪われた右腕が暴走し、侍を殺したのです。

強大な力を得た代わりに、右手にあったあざは体中に広がっていきます。

 

山麓では、大けがをした男性を発見し、助け出します。

山では森の精霊コダマが道案内をしてくれました。

水場へ来たときに、アシタカは、けがをした山犬とそれを手当てする少女にであいます。

しかし、山犬と少女はすぐにいなくなってしまいます。

アシタカは、けがをした男をつれて彼の住処であるタタラ場に到着します。

2.タタラ場の争い

タタラ場は、女性らが鉄を製鉄し、男性が武器を作り、戦うという村でした。

アシタカはタタラ場の女リーダーエボシ御前に、タタリ神のことを伝えます。

そのタタリ神はエボシが作り出した鉄砲で撃った猪であることが発覚します。

 

アシタカはその話を聞き、エボシに不快感を得ますが、一方で、病人や女性を助ける良い面も知ります。

その夜、もののけ姫サンがタタラ場を襲い、エボシらと戦い始めます。

アシタカはもののけ姫を連れ外へ出ようとしますが、女性の持っていた銃に撃たれてしまします。

 

しかし、アシタカは男10人でないと開かないという門を1人で開け、外へと出ていきます。

サンはアシタカを殺そうとしますが、アシタカがサンに対し「美しい」と告げると、サンの手は止まります。

サンはアシタカをシシ神が住むという湖に連れていき、横たわらせます。

翌日、アシタカの撃たれた腹は完全に治っていました。

しかし、呪いは残っていました。

3.シシ神を殺す

エボシのもとに、シシ神を殺すための覆面集団が集まってきます。

エボシは、山を切り崩すためにシシ神を排除したいのです。

しかし、自分の手ではなく覆面集団に排除させようとするのです。

一方山には、仲間をタタリ神にして殺したエボシに復讐するために、乙事主率いるイノシシの集団が集まってきます。

アシタカは両者を制止しようとしますが、山犬モロに説得され、山を下ります。

 

その頃、タタラ場は侍に襲われていました。

シシ神退治にエボシと男らが出かけたすきを狙われたのです。

アシタカはタタラ場の急報を聞き、エボシらを連れ戻すことを約束します。

サンは乙事主らとともに人間への攻撃を開始しますが、乙事主は返り討ちにあったため山へと導きます。

しかし、強い怒りに取りつかれた乙事主はタタリ神へと変化し、サンは乙事主に飲み込まれてしまいます。

 

アシタカが男たちのもとへ到着すると、多くのイノシシが死んでいました。

その死体の中に山犬が埋まっていて、アシタカは助けます。

アシタカは男たちにタタラ場に戻るように言い、そして山犬に乗りエボシを追いかけます。

そこにタタリ神となった乙事主が現れますが、モロによってサンは助け出され、サンはアシタカに託されます。

サンを受け取ったアシタカは、水で瘴気を払いながら、シシ神を狙うエボシを制止しようとします。

しかしエボシは、シシ神の首を落とします。

4.タタリとその後

首のなくなったシシ神の体から命を奪う液体が流れ出てきます。

乙事主もモロも死にます。

しかし、モロは最後に首だけになりながら、エボシの腕を食べてしまいます。

 

シシ神が死んでしまったことで、サンは激怒しますが、アシタカがなだめ、また、エボシをタタラ場へ送り届けます。

そして、サンとアシタカはジコ坊が運ぶシシ神の首を追いかけ捕まえて、シシ神の首をシシ神に返します。

シシ神が復活すると光に包まれ、死んだ森も生き返ります。

気が付くとアシタカのの呪いも消失していました。

サンは森へ帰り、アシタカはタタラ場でともに生きることを誓って終わります。

「もののけ姫」の感想や口コミ

「もののけ姫」のキャッチコピーはコピーライターの糸井重里さんが作ったものですが、「生きろ」という短い言葉に、強烈なメッセージが込められています。

「もののけ姫」は、自然や人間、生物が生きていくうえで、いろいろなことが起きますが、いいことも悪いことも、怒りも喜びも、そういったすべてを含めて「生きる」とはどういうことかということを問いかけているように思います。

この地球上で、支配者のようにふるまい我が物顔で自然を破壊していく人間たちに対する自然からの強烈なメッセージを突き付けられているようなストーリーです。

何が正しい、悪いということではなく、人間は、どうやっても自然と共生していかなければならないし、むしろ自然の一部として考えていかなければ未来の希望はないといったことを考えさせられます。

そういった広い視点に立って描かれる「もののけ姫」は国内外で幅広く評価されています。それらについて紹介していきます。

評価は、最高評価に近い点を付ける人が多いのではないでしょうか。私も5点中4.5をつけます。ジブリの最高傑作だと思います。

スタジオジブリの映画は何かのメタファーとして読み解く人は多いと思います。

そういう見方もあったのか!という意見や都市伝説に触れるとさらに違った目で「もののけ姫」を見ることができます。

近代日本の急激な発展を重ねて見る人も多いですよね。

単純に面白い。そういう映画でないと、ここまで全国民的な映画にはならないですよね。

宮崎駿監督の映画は、キャラクターが魅力的ですよね。

何より、女性を美しく、活き活きと描かれるところが人気の秘密かもしれません。

サンもエボシも女性の弱さやはかなさ、強さや美しさ、ものすごく魅力的に描いています。

まとめ

「もののけ姫」は、スタジオジブリの映画の中でも戦闘シーンや生々しいシーンが最も多い映画の一つではないでしょうか。

侍の腕が吹っ飛ぶシーンなどは、時代劇並みに緊迫感がある映像です。

血も多く流れるし、爆発シーンも多い、気持ち悪いキャラクターもたくさんいます。

また、時代背景やセリフの一つ一つを深く読み解くと、サンとアシタカたちの男女関係も垣間見えて、また違った映画にも見えてきます。

宮崎駿監督の作品は、わかりやすいストーリとしながらも多くのメタファーがあったり、いろいろな解釈ができるところが本当に素晴らしいです。

だから、子供の頃楽しんだ人が、大人になってからもまた違った視点からさらに楽しめます。

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