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もののけ姫のモデルの土地一覧!場所は白神山地と屋久島以外に長野や島根にも!

2020 9/09

1997年(平成9年)スタジオジブリの「もののけ姫」は宮崎駿監督制作の長編アニメーションです。

興行収入は193憶円を超えていて、当時の日本の興行収入記録を打ち立てました。

現在でも、金曜ロードショーなどで放映されると視聴率は2桁を記録し、20年以上経った今でも鉄板のアニメーション映画です。

「もののけ姫」は、日本が舞台の作品ですが、そのモデルとなる場所は、様々です。

今回は、「もののけ姫」の主要な舞台となる森やエミシ、タタラ場などのモデルとなった場所について紹介したいと思います。

「もののけ姫」の太古の森のモデル(屋久島)

「もののけ姫」の太古の森のロケ地は、屋久島であるとスタジオジブリから公表されています。

太古の森は、シシ神が住む深い森です。

屋久島は、照葉樹林の原生林を有しており、樹齢1000年以上の屋久杉と呼ばれる杉が自生しています。

 

屋久島は、九州の南に位置し、鹿児島県に属しています。約500㎢の面積であり、九州一高い山宮之浦岳があります。

この山は、鹿児島県でありながら、冬には雪が積もって、雪化粧をするという驚きの山なのです。

その麓には、屋久杉をはじめとした針葉樹や広葉樹で形成されており、島の9割にこの樹林が広がっています。

そして、1993年には日本で初めての世界遺産に登録されています。

 

屋久島は、ヤクザルやヤクシカといった特有の動物が生息しています。

また、天然記念物でもあるアカヒゲやカラスバトといった珍しい鳥をはじめとして100種類以上もの鳥類も生息しています。

また、屋久島の深い森を形成するためには多くの雨が必要で、年間降水量は、東京の2~3倍です。

このため、屋久島では1か月に35日雨が降る、とも言われています。

エミシの里山(白神山地)

アシタカが村長になる予定であったところ、タタリ神を退治して呪われてしまったため、出ていかなければならなくなった村がエミシの里山です。

エミシは、秋田県西部と青森県南西部にまたがる世界遺産(自然遺産)である白神山地がモデルとなっています。

白神山地は、約13万ヘクタールという広大な山岳地帯であり、人間がほとんど手を付けていない原生的な世界最大規模のブナ天然林があります。

1993年には、屋久島と同じく世界遺産に登録されました。

白神山地には、豊かなブナ林があり、特別天然記念物であるニホンカモシカや天然記念物であるクマゲラ、ニホンザル、イヌワシ、ニホンツキノワグマなど4000種を超える動物が自然の中で生息しています。

タタラ場(島根県雲南市「菅谷たたら」)

砂鉄を原料として鉄を生産するタタラ場は、エボシがリーダーとなって、理想的な国を作ろうとしています。

タタラ場のモデルは、出雲(島根県)にあります。

「タタラ場」というのは、昔の製鉄所のことを指しています。

古代から明治中頃までは、日本各地にタタラ場があったそうです。

現存するのは、島根県雲南市吉田町にある「菅谷たたら」のみです。

ここにある菅谷高殿が「もののけ姫」のタタラ場のモデルとなっています。

「もののけ姫」では、森を守ろうとするサンたちと、鉄を生産するために森を破壊するタタラ場のエボシたちの激しい対立が描かれています。

「もののけ姫」登場人物の由来となる地名(長野県富士見町)

長野県富士見町には、「もののけ姫」に登場する人物の由来となっている地名がいくつかあります。

①富士見町落合にある烏帽子地区・・・タタラ場のエボシ御前です。この地区には、烏帽子の形をした烏帽子池があるため、このような名称になったようです。

②富士見町甲六川・・・牛飼いでトキの夫である甲六。エボシの部下でけがをしましたね。甲六公園の近くには甲六川が流れています。宮崎駿監督自身が、甲六の由来は、甲六川であると発言しています。

③富士見町乙事・・・現在は、土地の名前のみですが、明治時代は乙事村として集落があったそうです。猪神の乙事主は、ここが由来となっています。

ジコボウ(きのこの名前)・・・シシ神の首を狙いに来たジコボウ。地名ではありませんが、富士見町には、ハナイグチというきのこがあります。このキノコの長野県での方言での呼び名がジコボウなのです。富士見町でもたくさん採れるそうです。

まとめ

スタジオジブリの映画は不思議な世界が舞台になっていることが多いのですが、「もののけ姫」も例外ではなく、不思議な世界がたくさん描かれています。

しかし、スタジオジブリといえどもすべてを一からイメージするわけではなく、いろいろなモデルとなる場所があります。

①太古の森のモデルは鹿児島県屋久島、②エミシの里山のモデルは青森県と秋田県にまたがる白神山地、③タタラ場のモデルは、島根県の菅谷たたらでした。

また、「もののけ姫」の登場人物(エボシ、甲六、乙事主)は長野県富士見町の地名を由来としていました。

ロケ地や人物名のルーツを探るのも映画の楽しみの一つですね。

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