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もののけ姫のこだまは怖い?ラストシーンと正体はトトロ説について

2020 11/26

1997年(平成9年)に上映されたスタジオジブリの「もののけ姫」は宮崎駿監督制作による長編アニメーションです。

当時の興行収入は193憶円を超えて、日本記録を打ち立てるほどの話題作となりました。

 

スタジオジブリといえば、まっくろくろすけやカオナシなど不思議な、そして不気味なキャラクターがよく登場します。

「もののけ姫」も例にもれず、タタリ神やシシ神など異様な不思議なキャラクターが登場します。

なかでも「こだま」は特に不思議なキャラクターです。

今回は、「もののけ姫」に登場するこだまについて解説したいと思います。

そして、ラストシーンとトトロとの関係についてもご紹介します。

「もののけ姫」のこだまは怖い?

「コダマ」は見た目は、コミカルで、かわいらしくもあります。

ただ、森の奥深くにいたり、生物とは違う存在であるためどこか不気味さももっています。

映画の中でコダマの存在について語られるシーンはありません。

森のひとつの背景のようでもあり、何か特別なメッセージを送るキャラクターのようにも見えます。謎の存在です。

 

コダマは森林に住んでいて、「木霊」と書き表せます。

つまり、木の精霊なのです。

そう聞くと、少し親しみがわいてきます。怖くないですね。

自然界には神や霊的なものが宿ると信じられてきました。

木にも霊が宿ると信じられてきました。

屋久島に行ったことのある方なら、なるほどと思えると思います。

 

なにしろ、シシ神の森もモデルは屋久島なのです。

屋久島なら、コダマが住んでいたとしても不思議ではないと思えますね。

コダマは木の精霊として森を守っているのです。

見た目については、全身真っ白で、顔に目鼻口のような穴が開いています。

意外と、コダマのルーツを知らないで出会うと、怖いという人が多いみたいです。

これは、たしかに怖いですね。深い森で現れたらこんな感じでしょうね。

子供にとっては、コダマはトラウマになるかもしれないですよね。

本当に、その辺の暗闇から現れそうですからね。

コダマの特徴

コダマは、自由な存在として森に住んでいます。

コミカルな動きは、見るものに癒しを与えてくれます。

性格はおとなしく、好奇心が旺盛です。

人間の前に姿をあらわしますが、危害を加えるようなことはありません。

アシタカは「コダマのことを好きにさせておけば悪いことはしない。森が豊かなしるしである」と言っています。

このようなことから、コダマは、自然、特に森が豊かであるかを測るバロメーター的な存在でもあるのです。

コダマが首を振る理由

コダマがカラカラ音をたてて首を振りますが、この行動が示すものとして次のような理由が考えられます。

①会話をしている。コダマ同士でコミュニケーションをとっているのです。

呼吸をしている。植物と同じように酸素を取り入れるため呼吸をしているのです。

③習性的なもの。理解できない行動だが、コダマにしかわからないメリットがあるのです。

このどれであったとしても、コミカルですね。

ラストシーンのコダマとトトロになった説について

コダマのセリフはないのですが、ラストシーンで最後のコダマが登場します。

これは、シシ神の首がなくなったときに、森の植物が死滅して、同時に大量のコダマの死骸が降り注ぎます。

植物の死は、森の終わり、そしてコダマの死であるのです。

そして、ラストシーンでコダマが一匹だけ戻ってきます。

これは、森の再生をあらわしています

コダマが森の健康状態や生死を表すバロメーターだったのです。

 

さらに驚くことに、この戻ってきた一匹について宮崎駿監督が驚くべき発言をしているのです。

それは、コダマが全滅してしまったとき、宮崎駿監督はスタジオジブリのある社員から「コダマを一匹でよいから登場させてほしい」と懇願されたそうです。

そこで、最後の一匹を森の再生とともに登場させました。

そして、「最後のコダマに耳が生えてきてトトロに変化したのだ」と発言しているのです。

監督の発言ですから、かなり信ぴょう性の高い情報ですね。

まとめ

「もののけ姫」にも個性的なキャラクターがたくさん登場していますが、中でもコダマは誰もが惹きつけられるキャラクターです。

コダマは、木霊と表記され、木の精霊なのです。

そして、あの独特の首のひねりと音は、コミュニケーションをとっているか、呼吸をしているか、コダマにとって何かメリットがある、のどれかです。

ラストシーンで登場するコダマは、森の再生の象徴であり、宮崎駿監督の発言によると、そいつに耳が生えてきたものがトトロである、とのことです。

一度、「もののけ姫」と「となりのトトロ」を見比べて、真偽のほどをはかるのも面白いと思います。

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