アニメ映画『時をかける少女』あらすじネタバレ!千昭はなぜタイムリープに気づいた?千昭の正体とその後真琴とどうなったかを徹底解説

アニメ映画「時をかける少女」は筒井康隆のSF小説が原作です。

1972年には「タイムトラベラー」という題名でテレビドラマとして放送されました。また、1983年には大林宣彦監督により実写映画が公開されています。

そして、2006年7月15日に細田守監督によりアニメ映画が角川ヘラルド映画より公開されました。

今回はそんな「時をかける少女」のあらすじをネタバレ解説します。

千昭はなぜタイムリープに気付いたのか?そして千昭の正体やその後真琴とどうなったか、など気になるストーリーについて徹底解説していきます。

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アニメ映画「時をかける少女」あらすじネタバレ

1.不思議な体験

高校2年の真琴は、親友の千昭や功介とキャッチボールなどをして日々を送っていました。

真琴が日直の日、理科室を訪れると黒板に「Time waits for no one.」と書かれていました。

部屋の奥では何か物音がし、そちらへ行くと人影が現れたことで驚き、体勢を崩してしまいます。

その時、異空間に飛んだような不思議な感覚を覚えたのでした。

真琴は親友にその体験を話しますが、バカにされるだけでした。

 

そんな中、真琴は学校の帰りに自転車で坂道を下っている時、ブレーキが故障します。

そして、そのまま警笛の鳴る踏切に突っ込んでしまいます。

電車にひかれると思った瞬間、理科室での不思議な感覚を感じると同時に、また坂道を下る自分に戻ります。

そして、電車はまだ踏切を通過していないのです。時間が巻き戻っていたことを知るのでした。

2.タイムリープの確信 

真琴はその踏切での不思議な体験を美術館で働く和子(魔女おばさん)に話します。

和子は「それは、タイムリープよ。」と言います。

真琴は自分にタイムリープの能力があることを確認するために、ダッシュで川にジャンプしてみます。するとあの感覚がやってきます。

真琴は前日に戻っていました。自宅に戻ると、妹に食べられたはずであったプリンがまだありました。

プリンを食べながら、自分がタイムリープできることを確信したのでした。

そして真琴はタイムリープの能力を存分に使い、テストで高得点を出したり、何度もカラオケをしたり遅刻をしなかったり、高校生活を満喫するのでした。

3.タイムリープによる変化

ある日の放課後、真琴・千昭・功介の3人で下校しようとすると、功介は後輩の女子に告白される。

真琴と千昭は仕方なく2人で千昭の自転車で帰ります。

その途中、千昭は真琴に「真琴、俺と、、付き合えば?」と告白します。

真琴は千昭のことを友人としてしか見ていなかったので、タイムリープでこの告白が起きないようにします。

また数日後真琴のタイムリープによって、ある男子生徒は不良に目をつけられてしまいます。

真琴はタイムリープがまわりに微妙な変化を起こしていることに気づき始めます。

そして、真琴は自分の腕に「90」と数字が書かれていることに気づきます。

4.千昭の秘密

功介は女子生徒からの告白は断っていました。しかし、真琴は女子生徒が告白した日にタイムリープし、2人をくっつける作戦を実行します。

そんなことでタイムリープを使っているうちに、真琴は腕の数字が「01」となっていることに気づきます。

それは、タイムリープの残数を表していました。

 

そして、真琴には功介から自転車を借りるというメールが届いていました。

真琴が電車にひかれるはずだったときに乗っていた自転車だったので、真琴は嫌な予感がして下校道に戻ります。

その時、真琴に千昭から電話が来ます。

千昭は真琴に「聞きたいことがあるんだけど。お前、タイムリープしてね?」と尋ねます。

その言葉に動揺した真琴はタイムリープをして、その言葉をなかったことにします。そして、タイムリープの残数は「0」となります。

がっかりしたとき、真琴は自転車に2人乗りする功介と女子生徒とすれ違います。

その自転車はブレーキが効かず、踏切へと突っ込みます。しかし、真琴は「止まれ」と願うことしかできません。

次の瞬間「静寂」が訪れ、千昭が「やっぱりお前か」と言って現れます。

5.未来で待ってる

功介と女子生徒は事故で死んでしまったが、千昭が時間を戻してなかったことにします。

千昭は「俺が未来から来たって言ったら笑う?」と真琴に尋ねます。

実は千昭は未来人だったのです。とうしても見たい絵があったので、未来からやってきたのでした。

しかし、千昭のタイムリープもとうとう「0」となってしまいました。

千昭は未来へ戻れなくなり、またタイムリープの存在を知られたことから、存在をくらまします。

千昭はクラスからいなくなりました。

 

しかし、真琴は自分の腕を見ると「01」の文字。千昭がタイムリープしたことで、残数が戻っていたのでした。

真琴は千昭の回数が残っている時間にタイムリープします。

千昭の残数は「01」に戻り、千昭も未来へ帰れることになります。

真琴は千昭が見たがっていた絵を未来に残すことを約束します。振り返ると千昭はもういなくなっていました。

泣き出す真琴でしたが、そこに千昭が戻ってきて「未来で待ってる。」と言います。

真琴は「うん。すぐ行く。走っていく。」と返しました。

翌日真琴は功介と女子生徒らとキャッチボールをしながら、「やりたいことが決まった。」そう言って空を見上げ、ラストとなります。

「時をかける少女」千昭はなぜタイムリープに気付いた?

千昭は未来人で、自分もタイムリープをしていました。

だからこそ、真琴がタイムリープをしているかもしれない、という推測も簡単にできたのです。

そもそも千昭は真琴に告白したはずなのに、「あれっ?」ってなっていたのかもしれませんね。

未来人だからこそ、タイムリープが起きると何か特別な勘みたいなものが働くようになったのかもしれませんね。

「時をかける少女」真琴はなぜ「すぐ行く。走っていく!」と言ったのか?

千昭は何年後の未来人なのかはわかっていませんが、どうやら近い未来ではなさそうです。

タイムリープが実現している未来は、はるか遠い未来という気もしますね。

それでも、千昭は「未来で待ってる。」という言葉を残して去ります。

これは、真琴のことをいつまでも思い続ける、ということを表しています。

 

そして、千昭が過去にやってきた理由は、ある絵を見るためでした。

おそらく、千昭の生きる未来に真琴は存在していないのでしょう。

しかし、絵は残そうと思えば残せるのです。

千昭のいる未来にその絵はありません。しかし、真琴が行動を起こせば、未来が変わる可能性は高まるのです。

真琴の「すぐ行く。」は、真琴が絵を守る行動を起こすということです。そしてその結果は、すでに未来には反映されます。

だから、その後に続く言葉として真琴は「走っていく。」と言っているのです。

千昭と真琴の良い関係性がうかがえますよね。

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まとめ

今回は、「時をかける少女」のあらすじをネタバレ解説しました。

千昭はなぜタイムリープに気付いたのか?また、千昭の正体やその後真琴とどうなったかについて徹底解説しました。

千昭が実は未来人であったことでタイムリープを使うことができ、真琴との関係性も深められたのだと思います。まさに青春ですね。

 

タイムリープ物の映画は数多くありますが、本作は原作のよさもさることながら、細田監督によるアニメーションの質の高さもあって、見どころが満載です。

また、タイムリープ物にはつきものの、タイムリープの仕掛けと謎解きもテンポよく、そしてわかりやすく明かされていくため、子供からお年寄りまで楽しめる映画となっています。

そして、なによりも青春映画には欠かせない恋愛要素も適度に織り交ぜられており、目が離せません。秀逸アニメのひとつといってもいいでしょう。

時をかける少女を見たことのない方やSFファン、原作ファン、実写版ファンの方はぜひ一度この機会に見てみてください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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