『孤狼の血 LEVEL2』の感想は怖いしエグくてグロすぎる?面白いという評価や人気の理由も!

孤狼の血LEVEL2」は、柚月裕子による長編警察小説シリーズの映画化作品で、前作「孤狼の血」の続編にあたります。

広島の架空の都市・呉原が舞台となっており、前作と同様です。そして時代は、前作の昭和63年から3年後になります。

伝説の刑事・大上章吾が亡くなった後に、その意思を受け継いだ日岡秀一がやくざに立ち向かう姿が描かれています。

キャストには、松坂桃李のほか、鈴木亮平、江口洋介、斎藤工、吉田鋼太郎、宇梶剛士、滝藤賢一、寺島進、村上虹郎といったそうそうたるメンバーが顔をそろえており、最高のエンターテインメントに仕上がっています(R15+指定)。

 

今回は、「孤狼の血LEVEL2」の怖い、エグくてグロすぎるといった感想を紹介していきます。

また、面白いという評価や人気の理由についても紹介していきます。

以下ネタバレを含みます。

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「孤狼の血LEVEL2」の怖い、エグくてグロすぎるといった感想

孤狼の血にも増してグロさがアップした「孤狼の血LEVEL2」です。

LEVEL2は原作にはないオリジナルストーリーということで監督のイマジネーションがたくさんつまった作品だと思ったら、そうとも言い切れないのかもしれません。

神原千晶殺人事件のくだり、目玉をつぶすシーンなどは、その辺のホラー映画などよりもグロいです。寺島進夫婦をいたぶったあげく虐殺するシーンなども同様です。

このグロさは、やくざ映画の域を超えてしまっているからでしょうか、グロいという評価を監督と責任転嫁しあっているのは、特殊メイク担当の藤原カクセイのようです。

とはいえ、このグロさは秀逸といってもいいでしょう。

グロいという言葉は、あまりやくざ映画では使われないような気がします。迫力のあるシーンや痛いシーンがクローズアップされます。

しかし「孤狼の血LEVEL2」では、グロいシーンという言葉がぴったりきてしまいます。

「何回目を覆ってしまうか」という言葉が出るほど・・・。これはホラー映画を見た人の感想ですよね。

首を切り取られたり(前作)、目玉をえぐられたり、生きたまま燃やされたり、、、本当にグロい映画ですよね。

ホラー的な要素がたっぷりの「孤狼の血LEVEL2」ですが、日岡と上林の戦いはエグいという表現がぴったりきます。

狂人と狂人をかけあわせたらこんなドラマになるんですね。

このオリジナルストーリーには、柚月裕子も満足してくれているのではないでしょうか。

前作で日岡のエグい成長のストーリーを知っているだけに、そこにそれを上回ってかぶせてくる上林の得体の知れなさは不気味で、その2人のバックボーンを知るにつれてドラマのエグさが増してくるのですね。

エグさという点では日岡を圧倒的に上回る上林ですね。生い立ちのエグさもすさまじいです。

酒乱の父親を殺し、それを看過してきた母親も殺してしまう。そんなストーリーをエグさたっぷりに映像化しています。

神原千晶、寺島進の妻にしたことは、実の母親にすでに少年の頃にしていたことだったという驚愕の事実には、エグい人生としか言いようがありません。

「孤狼の血LEVEL2」面白いという評価や人気の理由について

松坂桃李のキャラの振れ幅をおもしろいという視聴者は多くいるようです。

「あの頃」の平和でほのぼのしたキャラクターやパディントンの吹き替えの松坂桃李と「孤狼の血LEVEL2」での松坂桃李は同一人物かと思うほどです。

この振れ幅を演じられる松坂桃李は、今後の活躍がますます楽しみですね!

前作で最初の頃の日岡や駐在所派遣後の日岡が松坂桃李の雰囲気にあっていましたが、「孤狼の血」の中でもこの振れ幅が実力を表していますね。

総合的な評価として、やはり「おもしろい!」とか「素晴らしい!」といった評価が多いのですが、それは狂人的な日岡と上林のキャラ、そしてそれを取り巻くやはり狂ったキャラたちの活躍があります。

そしてストーリーはもちろんですが、その活躍のはしばしにある、過激なシーン、グロいシーンを成立させる撮影技術の高さが俳優らの演技をさらに引き立たせ、おもしろい映画に仕上げています。

鈴木亮平の演技力の高さは、役所広司に匹敵しているかもしれません。

せごどんでもあの西郷隆盛を演じきっていますから、何でも演じられますよね。

西郷隆盛も偉人中の偉人ですが、謎の多い人物です。

上林と比較するのは間違いかもしれませんが、謎の部分を不思議な魅力で演じられてしまうあたりは、鈴木亮平の演技力や雰囲気、資質なのかもしれません。

松坂桃李もそうですが、鈴木亮平も上林を演じて演技の幅が大きく広がったのではないでしょうか。

日岡と上林を演じる松坂桃李、鈴木亮平の魅力が映画のおもしろさに直結していると言ってもよいでしょう。

まとめ

孤狼の血LEVEL2のキャッチコピーは「闘うヤツしか生きられない。」です。

闘いといっても、血みどろ、残虐たくさんのハードな闘いです。

その残虐さから、やくざ映画というよりは、ホラー映画よりのグロい、とかエグいといった評価がたくさん集まっています。

一方で、原作に負けない魅力的なオリジナルストーリーや魅力的な俳優たちの演技、なによりも主人公である松坂桃李、鈴木亮平の振り切れたアクションシーンや日岡と上林の狂った人生が視聴者を魅了してやみません。

広島弁全開の「なにをしてもいいんじゃ」、といった決まり文句や大上のジッポライターといったアクセントが効いていているのも人気の秘密ですね。

是非、劇場に見に行ってみましょう。

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