映画『孤狼の血』で吉田が男性期に真珠を入れるのはなぜ?グロい、ヤバいなど拷問に対する感想も!

孤狼の血」は柚月裕子による長編警察小説シリーズで、全3部作です。

昭和63年の広島の架空の都市・呉原が舞台となっており、やくざ同士の争いに真っ向から挑む刑事2人を描いています。

キャストには、役所広司のほか、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介といったそうそうたるメンバーが顔をそろえており、最高のエンターテインメントに仕上がっています(R15+指定)。

 

今回は「孤狼の血」で吉田が男性器に真珠を入れるのはなぜかについて紹介していきます。

また、数々の拷問シーンについてグロい、ヤバいといった感想も紹介していきます。

 

↓ネタバレ前に映画「孤狼の血」を視聴したいという方はこちらの記事をチェック↓

吉田が男性器に真珠を入れていたのはなぜか?

加古村組の吉田は、音尾琢真が演じていますが、男性器には、あるものを入れています。

それは、「真珠」です。

そういえば、どぶろっくの歌で「大きないちもつをください」がありますが、その中に「大きな真珠をください~」という一節があります。

真珠があるといざという時に売ってお金にできるからいちもつに隠しておくという説明がありました。

 

しかし吉田は、スナックで女性に対して男性器を指さし「真珠入りのあれがほしいのか」としきりに聞いています。

どうやら、女性は男性器に真珠(もしくは真珠大の異物)がついていると、その感触に興奮するようにできているそうです。

やくざは、女性を薬物や性的な快感によって支配して稼ぐ一面ももっていますから、男性器に真珠を入れることが投資につながっているともいえます。

なにより、加古村組の親組織である広島仁成会と真珠を取り扱う企業「パールエンタープライズ」はつながっていることがわかっており、真珠の入手が容易であったことも一因となっている可能性があります。

グロい、ヤバい拷問の感想

冒頭の養豚場での上早稲への拷問はグロすぎますね。殴る蹴るは当たり前。

やくざ映画で小指を切り落とすシーンはよく見ます。しかし大体、机や畳の上にドスを立ててぐぐーっと切り落とします。

これでも痛いシーンなのですが、上早稲の指は枝切りばさみのようなもので切り落とされます。

指の上下から刃で挟み込むように切るから痛みが増すのか、夜の養豚場だから痛みが増すのかわかりませんが、見ているほうはいつも以上に痛かったです。

白石和彌監督の技術力の高さなのでしょうね。

加古村組の吉田の真珠摘出シーンの拷問は、グロいし、エグい、そして、痛いですね。

摘出に際しゴム手袋をする大上、いちもつにナイフが入るシーン、続いていちもつから顔を出した真珠を取り出すシーン、その血まみれの真珠を掲げ、吉田の口に入れるシーン、それを吐き出すシーン。

文字にするだけでもグロさ、痛さが伝わってきます。

この拷問シーン原作にはなかったそうで、白石和彌監督オリジナルのシーンだそうです。

原作の柚月裕子さんは上品な雰囲気なので、ギャップを感じてしまいましたが実は監督の仕業だったのですね。

冒頭に松坂桃李が加古村組の苗代にぼこぼこにされるシーンは、エグいシーンまではいかないまでも、痛さが伝わってくるシーンですよね。

松坂桃李は、広大出のエリートだけど喧嘩は弱いタイプかと思わせておいて、終盤に養豚場の息子・善田をぼこぼこにするシーンは、尋問、拷問というよりはただの暴力でしたね。

大上の無念が晴らせたわけではありませんが、あの日岡をここまで変えた事件の根深さ、エグさは拷問にも匹敵するものがあります。

善田は、冒頭でも大上に拷問並みの尋問をされています。「警官そこまでやっていいの?」ってはじめは思わされますが、次第に感覚がマヒしてきます。

「孤狼の血はなんでもありなんじゃ」というのもわかりますね。

まとめ

吉田が男性器に真珠を入れているのにはいくつか理由がありそうですが、そもそも女性に快感を与えて食い物にするやくざのやり方として、性的な魅力を備えておくというのは常套手段です。

そして、そこに真珠があったから入れたのでしょうね。

吉田は真珠つながりでLeve2にも登場するそうなので、そちらも見ものですね。

 

孤狼の血は拷問、尋問のオンパレードで、養豚場でのリンチのような拷問のようなグロいシーンは冒頭とラストに登場します。

真珠摘出のシーンも負けずにグロいですが、冷静に見るとユーモラスなシーンでもありますね。

そして、養豚場は重要な場所として登場しますが、そこの息子善田は冒頭でもラストでもエグい拷問を受けてぼこぼこになるという悲惨なキャラを演じています。

小説にはないオリジナルなグロいシーンもあって見ものです。

是非映画で孤狼の血を見てみましょう。

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