カリオストロの城や町,遺跡のモデル国はどこ?ドイツの城やフランスの修道院、イタリアのサンレオ、ローマ遺跡を紹介!

「ルパン三世 カリオストロの城」は、1979年12月に公開された宮崎駿のはじめての監督映画作品です。

興行収入は、約6億円で、日本公開から40年後の2019年には、フランスでも上映されました。

今回は、カリオストロの城や町、遺跡のモデル国について紹介します。

ドイツの城やフランスの修道院、イタリアのサンレオ、ローマ遺跡についても紹介していきます。

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カリオストロの城、町、遺跡のモデル、国はどこ?

①カリオストロの城(ドイツのリヒテンシュタイン城)

 

まずは、カリオストロ公国のシンボルとも言えるカリオストロの城のモデルですが、ドイツにあるリヒテンシュタイン城です。

リヒテンシュタイン城と聞くと、オーストリアとスイスに挟まれた小国リヒテンシュタイン公国にあると思いがちですが、ドイツにあります。

リヒテンシュタイン城は、ドイツ南西部のバーデン・ヴュルテンベルク州にあります。

このお城は、シュヴァーベンアルプという森に囲まれた断崖に建てられています。

あまりにも美しいため「妖精の城」とも呼ばれます。

 

②カリオストロの市街(イタリアのサン・レオ)

ルパンらがカリオストロ伯爵の配下ジョドーたちに襲われたり、大きな肉団子の入ったスパゲッティを食べるシーンがあるカリオストロの市街地は、イタリアのサン・レオという街がモデルになっています。

この町は、秋にはサン・レオで収穫されたワインを集めて収穫祭を開いて賑わいます。

映画の中でもクラリスが街に帰ってきたときに街がお祝いムードで収穫祭のような賑わいでした。

③湖底から現れた遺跡群(イタリアのローマ遺跡)

時計台の仕掛けにより湖底から出現した遺跡群のモデルは、イタリアのローマにある古代ローマの遺跡です。

元老院議員たちが議会を開いたであろう会議場や神殿のような建物、皇帝像のようなものが出現しています。

④湖に浮かぶカリオストロの城(フランスのモン・サン・ミッシェル)

カリオストロの城は、ドイツのリヒテンシュタイン城がモデルと述べましたが、湖の中に浮かんでおり、その姿はフランスの修道院モン・サン・ミッシェルをモデルにしています。

モン・サン・ミッシェルは、西暦900年頃にフランスのノルマンディー公リシャール1世が修道院を建て、増改築を重ね、13世紀頃に現在の形になっています。

1979年には、ユネスコの世界遺産に登録されました。

湖に浮かぶ壮大な城としてモン・サン・ミッシェルのイメージが、そして、切り立った断崖に建つ城としては、ドイツのリヒテンシュタイン城のイメージを取り入れています。

まとめ

カリオストロの城に登場する「カリオストロの城」は、ドイツのリヒテンシュタイン城がモデルとなっています。

ルパンらが過ごすカリオストロの市街地はイタリアのサン・レオという街がモデルとなっています。

湖に浮かぶカリオストロの城は、フランスのモン・サン・ミッシェルがモデルとなっています。

カリオストロ公国は美しい国である設定なので、モデルとなる場所も美しいですね。

是非、一度訪れてみてくださいね。

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