ナウシカは最後なぜ生き返った?原作のラスト、途中で服の色が変わる理由も気になる!

1984年公開の「風の谷のナウシカ」は宮崎駿監督が作成したアニメーション映画です。

宮崎駿監督が1982年から1994年までの間「アニメージュ」で連載した漫画が原作となっています。

主人公のナウシカは、トルメキア軍と土鬼(ドルク)の戦争のはざまで、蟲使いとして、活躍し、奇跡を起こしていきます。

最後に王蟲の大群に突き飛ばされてボロボロになった後に、生き返るシーンは感動を超えて神々しいです。

映画版と漫画版では設定は同じなのですが、ストーリーが微妙に違っています。

今回は、ラストシーンにおけるナウシカの違いなどについて解説していきます。ネタバレを含みますのでご注意下さい。

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ナウシカが死んだ理由と最後生き返った理由

ナウシカは最後、クシャナの軍を襲った王蟲の大群に飲み込まれてしまいます。普通に考えたらそこで死んでいます。

この王蟲は、土鬼(ドルク)が王蟲の子供を虐待しおとりとしたことに怒った王蟲の大群だったのです。

土鬼はその王蟲の大群をクシャナ軍が駐留する風の谷に差し向けるように王蟲の子供をクシャナ軍の手前に吊るし上げていたのです。

ナウシカは、それを止めるために子供の王蟲を助けたうえで、王蟲の大群の前に飛び込んだのです。

王蟲は、ナウシカを飲み込んだ後に停止するのです。

 

すると、王蟲の大群が黄色い触手を伸ばし始め、その触手の先にはナウシカが倒れていました。

王蟲の黄色い触手には、生命を復活させる力が秘められていると考えられます。

何十匹という王蟲の触手ですから、その治癒力は尋常ではないでしょう。

こうして、ナウシカは蘇り、あの有名な一説「その者、青き衣服をまといて、金色の野に降り立つべし」とともにラストシーンへとつながるのです。

原作のラストシーンは?

「風の谷のナウシカ」の原作漫画のラストシーンは少し、違っています。

かなり、映画とは、途中の話が違うのですが、最後、トルメキア軍と土鬼が最終決戦に至ります。

ですが実は、両軍の対決を裏で眺めていた神的存在があります。

 

しかし、その神的存在をよしとしない(トルメキア軍と土鬼の最終戦争で人類が滅び、新たな人類を創造することを神的存在がもくろんでいたため)ナウシカは、彼らをやっつけます。

ナウシカは、やっつける際に大きな不気味な生物に飲み込まれ死んでしまうと思われますが、その中から出てきてみんなに迎えられます

そのとき、太陽がのぼってきて、迎えた人々が金色に輝きます。

その中に青い衣服を着たナウシカが迎えられることによって、有名な一説のシーンが再現されます。

漫画版では、金色の野は王蟲の触手ではなくナウシカを迎え入れた日の当たる人々なのですね。

途中でナウシカの服の色が変わる理由は?

 

もともと、ナウシカはピンク色の衣服を着ていました(ペジテ市の市民と入れ替わるときに取り換えた服)。

しかし、王蟲の子供を助けるときに、王蟲の子供が怪我をしていて、多くの体液を浴びてしまったのです。

この体液の色が真っ青であり、ピンクの衣服は青い衣服に染まってしまったのです。

王蟲の子供の体液で染まった衣服で、王蟲の触手の野に降り立つイメージは映画ならではのラストシーンですが、とても印象的で素敵ですね。

まとめ

「風の谷のナウシカ」の映画版では、ナウシカは王蟲の群れに飲み込まれ死んでしまったと思われますが、王蟲の触手による治癒力で蘇ります。

漫画版では、金色の野は、王蟲の触手ではなく、ナウシカを出迎える人々に太陽の光が当たっているものによります。

ナウシカは最初ピンク色の衣服を着ていましたが、王蟲の子供を助けるときに王蟲の子供の青い体液を浴びたため、青い衣服になってしまいました。

映画版の面白いのですが、漫画版のほうが、トルメキア軍と土鬼の戦いなども詳しく描かれていて、巨神兵や蟲たちや植物の謎にも多く振れているので、是非一読することをおススメします。

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