「猫の恩返し」の声優まとめ!袴田吉彦(バロン)、山田孝之(ルーン)、大泉洋(国語教師)の評判は?

猫の恩返し2

引用元:スタジオジブリ

「猫の恩返し」は、スタジオジブリのアニメーション映画作品で、公開は約20年前の2002年7月20日です。

監督は森田宏幸で、出演者(声優)には、池脇千鶴(ハル)、袴田吉彦(バロン)、山田孝之(ルーン)、大泉洋(国語教師)らがいます。

今回は、「猫の恩返し」の声優について紹介していきます。

また、声優に対する視聴者からの評判も色々見つかったので、こちらも紹介します。

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「猫の恩返し」の声優まとめ

1 吉岡ハル/池脇千鶴

主人公である吉岡ハルの声優は、池脇千鶴がやっています。

女子高生でさばさばした性格は、池脇千鶴にぴったりで、魅力的なかわいい女の子を演じています。

女子高生らしいシーンもたくさん登場して、うまく演じ切っています。

池脇千鶴は、テレビ出演はそれほど多くないのですが、女優としては高い演技力があります。

はじめての声優業でしたが、初々しい声優としての演技は魅力的です。

2 バロン/袴田吉彦

バロンの声優は袴田吉彦です。

現在の年齢は48歳で、人気俳優で演技力も高く評価されています。

特に面白い3枚目も演じることができ、幅広い能力をもっています。

猫の恩返しではバロンを演じていますが、耳をすませばでは袴田吉彦ではない声優がバロンを演じています。

3 ムタ/渡辺哲

大泥棒のデブ猫ムタを演じるのは、渡辺哲です。

大ベテランの俳優で、強面な俳優としての一面でも知られています。

日本の有名映画監督である黒澤明の作品で俳優デビューしています。

その高い演技力を買われて猫の恩返しで声優キャストに抜擢されています。

特に、渡辺哲は任侠系の映画に多く出演しており、強面のデブ猫ムタはぴったりのキャスティングになっています。

4 ルーン/山田孝之

山田孝之は、大泉洋と同様に演技力が非常に優れており、どんな役でこなしてしまうので、カメレオン俳優とも呼ばれていますが、声優としては猫の恩返しがデビュー作となっています。

性的で面白い人物からかっこいいい人物まで幅広く演じることができるのです。

猫の恩返しにおいてルーンは、バロンに負けないかっこいいキャラクターです。

ハルに助けられた時も「大変危ないところを助けていただき、誠にありがとうございます。」と礼儀正しく話す律儀でまじめなキャラクターでもあります。

5 国語の高校教師/大泉洋

大泉洋は、様々な作品に声優として出演しており演技力の高さも評判があります。

また、アニメ作品だけでなく、ゲームなどのも出演しています。

とはいえ、猫の恩返しにおいてはハルの通う高校の教師であり、まさに贅沢なわき役となっています。本当に少ししか登場しません。

「猫の恩返し」の声優の評判は?ひどいという意見はなし!

宮崎駿監督の方針で、ジブリ映画は出演に声優をあまり使わないで、俳優を使うというものがあります。

「風立ちぬ」の堀越二郎や「となりのトトロ」のお父さんなどの淡々としたセリフへの違和感は、誰もが感じたことがあるでしょう。

さつきやメイ、かんたらの生き生きとした人物の中に、ぽつんとどこか異次元から聞こえてくるかのような曇ったお父さんの声、、、

そういった、声優の違和感がジブリのよさととらえる向きもありますが、猫の恩返しでは、どうなのでしょうか?

 

猫の恩返しでも、池脇千鶴や山田孝之といった女優・俳優を起用しているところは、ジブリ路線を踏襲していると言えます。

「声優がひどい」といった噂もたまに聞くのですが、今回調べてみた所そんな酷評はありませんでした。

実際には、キャストの起用の仕方に対して例えば大泉洋がちょい役であったり、安田顕がほぼエキストラ役で登場していたりすることに対して「おどろいた」といった意見が多く見受けられました。

また、バロン、ルーンといったカッコいいキャラクターを技巧派の俳優がみごとに演じていることによって、ストーリーとは別に映画の評価が高くなっています。

このように猫の恩返しに関して、作品そのものは別としても、声優に関してはむしろ「好き」とか「良い」といった肯定的にとらえているものが多くみられます。

 

また、ハル役の池脇千鶴といえば清純派、実力派女優というイメージが強いです。

「猫の恩返し」が2002年製作ですが、「ジョゼと虎と魚たち」という映画が2003年公開なので、ほぼ同時期の作品になります。

妻夫木聡主演で、池脇さんは生まれたときから歩けない原因不明の病気を患っているという役です。

ハルの瑞々しい、女子高生役と「ジョゼと虎と魚たち」で演じたジョゼ役とでは、境遇も性格も極端に違いますね。

20代の同時期に、ハルとジョゼを演じてしまう池脇千鶴のプロ意識の高さと演技力の高さには驚かされます。

ジョゼと魚たちはU-NEXTで見放題作品として配信されています。(アマプラ、ネットフリックス、Huluでは配信されていませんでした。)

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また最後に、結構驚いたのですが大泉洋が出演していただけでなく、実は「水曜どうでしょう」に出演している鈴井貴之、安田顕も出演しているのです。

安田は、学生役、鈴井がコックさんの猫役でちょい役で出ています。こういった遊び心があるのは映画を違った面から楽しめるのでいいですよね。

まとめ

主人公ハルは池脇千鶴が、バロンは袴田吉彦が、ルーンは山田孝之が演じています。いずれも声優としても能力は高く、よい演技をされています。

脇を固めるムタの渡辺哲や国語教師の大泉洋も、実力、話題性ともにあり、「驚きの起用だ」といった肯定的な意見が多かったです。

ジブリ作品においては比較的俳優を起用する場合が多く、しかも声優としては力を発揮できない方が多いため、猫の恩返しでも「ひどい」という声をたまに聞くこともありますが、実際には多くの方から評判はいいです。

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