「猫の恩返し」の猫声優とモデル猫の種類一覧!バロンからムタ、ルーン、王様、ユキちゃんまで!

猫の恩返し2

引用元:スタジオジブリ

「猫の恩返し」は、スタジオジブリのアニメーション映画作品で、公開は約20年前の2002年7月20日です。

監督は森田宏幸で、出演者(声優)には、池脇千鶴(ハル)、袴田吉彦(バロン)、山田孝之(ルーン)、大泉洋(国語教師)らがいます。

この作品は、スタジオジブリ作品である「耳をすませば」の主人公月島雫が書いた物語という設定になっており、スピンオフになります。

今回は、「猫の恩返し」で登場する猫、ルーン、ムタ、バロン、王様、ユキちゃんなど猫声優と猫の種類一覧を紹介していきます。

猫の恩返しは、繋がっている「耳をすませば」と見比べるともっと面白い!お子さんと見るのもオススメ!

 

タダで見る方法はこちら↓

猫の恩返しをタダで見る方法!(耳をすませばなど他のジブリ作品も)

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「猫の恩返し」の猫声優とモデル猫種類一覧

「猫の恩返し」には様々な猫たちが登場します。その猫たちを紹介します。

1 バロン(アビシニアン)/袴田吉彦

猫の中で主役はもちろんバロンです。本名は、フンボルト・フォン・ジッキンゲンといいます。

紳士的でスマートで思いやりのあるバロンは、ハルにとってのヒーローですね。

バロンはアビシニアンという猫で、大きな耳、アーモンド形の目を持つイギリス及びエジプト原産の猫です。

そして気高さを持つとともに、甘えん坊な性格も持ち合わせています。

 

バロンの声優は袴田吉彦です。

現在の年齢は48歳で、人気俳優で演技力も高く評価されています。

特に面白い3枚目も演じることができ、幅広い能力をもっています。

猫の恩返しではバロンを演じていますが、耳をすませばでは袴田吉彦ではない声優がバロンを演じています。

2 ルーン(ロシアンブルー)/山田孝之

次に猫の国の王子であるルーンです。

ルーンはロシアンブルーという猫で、美しく青味のある毛をもち、エメラルドグリーン色の目をもっています。

ルーンは、両目の色が違うオッドアイが特徴的です。

 

ルーンの声優は山田孝之です。

演技力が非常に優れておりどんな役でこなしてしまうので、カメレオン俳優とも呼ばれており、声優としては、猫の恩返しがデビュー作となっています。

猫の恩返しにおいてルーンは、バロンに負けないかっこいいキャラクターです。

ハルに助けられた時も「大変危ないところを助けていただき、誠にありがとうございます。」と礼儀正しく話す律儀でまじめなキャラクターでもあります。

3 ムタ(雑種猫)/渡辺哲

ムタは、放浪する泥棒デブ猫です。

いくつか名前をもっているようですが、本名はルナルド・ムーンといいます。そしてバロンの頼れる相棒になっています。

ムタは、血統はなく雑種猫です。見るからに下町にいそうなドラ猫の体です。

モデル猫もいてスタジオジブリに住み着いていた雑種猫です。ウシコという名前だそうです。

 

大泥棒のデブ猫ムタを演じるのは、渡辺哲です。

大ベテランの俳優で、強面な俳優としての一面でも知られています。

日本の有名映画監督である黒澤明の作品で俳優デビューしています。

強面のデブ猫ムタはぴったりのキャスティングになっています。

4 ナトリ(アンゴラ種とシャム種ミックス)/佐戸井けん太

ナトリは、猫王の秘書です。

アンゴラ種もシャム種も皇族に好まれる品種で気品の高い猫です。

ナトリも背筋がピンと伸びて気品を感じさせる姿をしています。

人間の世界にも大勢このような種類の人間がいますね。

政治家の後ろをくっついて歩いている秘書たちは、常に冷静かつ機敏に政治家らをサポートしています。

ナトリはさすがに王様の秘書だけあって、クレバーな感じがあふれ出ています。王様も安泰です。

 

ナトリの声優は佐戸井けん太です。

落ち着いた雰囲気を持つ声優さんですのでぴったりです。 

5 猫王(ペルシャ猫)/丹波哲郎

猫王は、ペルシャ猫がモデルとなっています。

ペルシャ猫は最古の品種の猫のひとつで、ふさふさとした毛が気品と魅力があります。

また、つぶれたような鼻も気品の中に愛嬌があり人々からも愛される猫種となります。

 

猫王の声優は丹波哲郎です。いかにも王様という感じがしますのでぴったりの役です。

王は気品や人格、教養が備わっていて、それでもどこかに猜疑心を持つものです。

ペルシャは、猫らしく、孤高で、計算高く、利益のある相手かどうか(例えば餌をくれる人かどうかなど)をしっかり見極めて近づいてきます。

猫王のモデルをペルシャにしているあたりはベストチョイスといえます。

6 ナトル(スコティッシュフォールド)/濱田マリ

ナトルは第2秘書です。ナトリと名前が似ています。

しかしナトリとは正反対の性格をしており、お調子者でお気楽などこか憎めない愛嬌のある性格です。

ナトルはスコティッシュフォールドがモデルで、特徴は折れ曲がった耳です。

起源としては突然変異で耳の曲がった猫が誕生し、それを研究・交配をして現在の姿になっています。

丸っこい顔、折れ曲がった耳、そして愛らしい顔が人気あります。

 

ナトルは、映画の中であまり名前を呼ばれないのでピンとこない人が多いかもしれません。

ナトルの声優は濱田マリです。

濱田マリはチャーミングな中年女性の役をすることが多く、ナトルにはぴったりの役です。

7 ユキ(雑種猫)/前田亜希

ユキは、猫の国のお城に仕える白猫です。ピンクのリボンが首についていてかわいらしい猫です。

ユキはおとなしそうな姿をしていますが、ハルが猫の国に迷い込んで困っているときに猫の事務所を教えてくれた猫であり、しっかりした面も持ち合わせています。

また実はルーン王子は密かにユキのことを思っています。

 

ユキの声優は前田亜希で、映画製作当時はまだ高校2年生でした。

天才てれびくんや映画バトルロワイアルなど子役として活躍していました。

まとめ

さすがに猫の国だけあって様々な猫がいます。

どの猫も個性的なキャラクターとなっており、見ていて引き込まれますね。

猫の性格に合わせて猫種を変えているのですが、性格と姿がマッチしていてまるで人間のような感じがしますね。

そしてたくさんの猫たちがいるのですが、それぞれに役割りが与えられていて猫それぞれの背景が見て取れます。

個性豊かな猫たちとハルの冒険は、見ていない方は是非視聴することをお勧めします。

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