「猫の恩返し」のバロンの正体や本名は?かっこいいイケメンなセリフまとめ!耳をすませばでは恋人も!?

猫の恩返し2

引用元:スタジオジブリ

「猫の恩返し」は、スタジオジブリのアニメーション映画作品で、公開は、約20年前で2002年7月20日です。

監督は、森田宏幸で、出演者(声優)には、池脇千鶴(ハル)、袴田吉彦(バロン)、山田孝之(ルーン)、大泉洋(国語教師)らがいます。

この作品は、スタジオジブリ作品である「耳をすませば」の主人公月島雫が書いた物語という設定になっており、スピンオフになります。

今回は、「猫の恩返し」のバロンの正体本名について紹介していきます。

また、バロンのカッコいいイケメンなセリフや、バロンの恋人についても紹介していきます。

猫の恩返しは、繋がっている「耳をすませば」と見比べるともっと面白い!お子さんと見るのもオススメ!

 

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「猫の恩返し」のバロンの正体について

バロンの紳士的なふるまい、顔立ちはかっこいいですね。声優は、袴田吉彦さんがされています。

ハルがバロンに恋をしてしまうのも無理ありません。

バロンの正体について、結論から言ってしまうと本物の猫ではありません。

もともとは、人によって作られた猫の人形だったのです。

だから、猫の国の他の猫たちとは違い人間のような歩き方をしますし、洋服も着こなしています。

 

「猫の恩返し」では、バロンの正体は不明ですが、「耳をすませば」で、バロンは登場しています。

地球屋にいた人形です。この人形にはストーリーがあって、地球屋の店主が戦前にドイツで惚れ込んで購入した猫の人形だったのです。

しかもこのバロンには、ペアの雌猫がいてルイーゼという名前もついています。

「耳をすませば」で2匹は人形として登場しています。

ではなぜ、人形が人のように動くようになったのかというと、バロンが「人が持つ想いや願い、そういうものをもって作られたものにはいつしか心が宿る。」と言っていることから、ドイツで精魂込められて作られた猫であるがために動けるようになったのです。

そうなるとルイーゼのほうも気になります。続編があれば見てみたいですね。

バロンの本名について

本名は、フンベルト・フォン・ジッキンゲンという長ったらしい名前です。

映画の中でも本名を名乗っていますが、長ったらしい西洋特有の名前です。

そして、男爵であるバロンの称号が付きます。フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵ですね。

バロンという名前だと思ったら、それは爵位なのです。なので映画中で、「男爵(バロン)~!」と呼んでいたことになります。

日本の映画でいえば、「殿~!」のような感じでしょうか。

 

またバロンというのは、英語です。なのでイギリスの貴族のようなイメージをもちます。

しかしフォンという名前は、ドイツに多い名前のようです。

「耳をすませば」で、地球屋の主人が、「ドイツでバロンと会って譲ってもらった。」と言っていました。

バロンは、ドイツ出身なのです。

また、ドイツにフランツ・フォン・ジッキンゲンという中世の騎士がいます。

おそらく、この人が名前の由来ではないかと言われています。

またドイツでは、男爵はバロンではなくフライヘルと言いますので、ドイツ式にフライヘルと呼ぶのが正式かもしれません。

でも日本人には、バロンのほうがなじみ深いですよね。

バロンのモデル猫について

バロンの特徴は、三角のシャープな小顔、明るい茶色の毛色、大きなアーモンド形の目、体型は割と小柄です。

このような特徴の猫は、アビシニアンです。

見た目から高貴な猫に見えますが、性格は好奇心が強く活発で非常に甘えん坊です。

バロンも実は、ギャップ萌えなキャラクターなのかもしれません。

バロンのイケメンなセリフまとめ

かっこいいバロンですが、そのセリフもかっこいいのです。

1 「ようこそ!猫の事務所へ!」

ハルが猫の事務所へ迷い込んだ時のセリフですが、よく困った人がドラマなどで法律事務所とか探偵事務所に駆け込んで、主人公が言いそうなセリフです。

「HERO」のキムタクが「ようこそ!東京地検城西支部へ!」言っていたらカッコいい。バロンもハルにとってのヒーローですね。

カッコいいヒーローが困った人を助ける”そんなセリフです。

2 「ここは、君たちが住むところとは少しだけ違った場所。心を持った者たちの世界。人が持つ想いや願いを込めて作られたものにはいつしか心が宿る。私や彼のようにね。」

バロンの声優はキムタクではなく袴田吉彦なのですが、これもキムタクがいいそうですし言ったらカッコいいですよね。

どこか、ハウルがソフィーに言いそうなセリフなのです。

3 「私のスペシャルブレンドだ、そのつど味が変わるので保証はできないがね。」

カッコいいだけでは息がつまります。

どこかユーモアのあるイケメン、どこか抜けているイケメン、そのギャップ萌えがカッコよさを引き立たせますよね。

キムタクが「ちょ、待てよ!」って言ってくれたら好感度アップしますよね。

4 「君がどうすればしっかりと自分の時間を生きられるか考えよう。それさえできれば何も恐れることはないのだからね。」

思春期のハルにとってこの言葉は重要ですね。一人の少女に道を示す力強い言葉です。

そして、ハルに寄り添う優しさも込められたことばでもあります。

5 「私は、フンボルト・フォン・ジッキンゲン!ハルを迎えに来た!」

イケメンは名を名乗るだけでかっこいい、ずるいですよね。

そして、堂々とハルを迎えに来た!というシーンは男らしさも感じますね。

6 「あいにく不自由な暮らしも気に入っているのさ」

こういった深い意味合いのセリフはどこかムーミンに登場するスナフキンのようですね。

やはり、孤高の男はカッコいいですよね。自由は自由で謳歌し、不自由は不自由で楽しむ。

万事塞翁が馬のようで、達観したバロンは戦前生まれですから、100年近く生きているはずですからね。

7 「ハルのその素直なところが私も好きだよ。」

言葉だけではなく、ハルの姿をしっかり見ているからこそ出てくるセリフですね。

時には父親のような包容力でハルを包むセリフには、誰もが癒されますね。

8 「もし、ハルが本当に私たちのことを必要としたなら、きっとまた猫の事務所の扉は開くだろう。その時まで、しばしの別れ!」

バロンは、最後までカッコつけますね。

カッコいいことを追及しているからカッコいいセリフも自然と出てくるのでしょうね。男にとってカッコよさとは何かを教えてくれます。

「耳をすませば」でも出てくるバロンの恋人について

冒頭でバロンの恋人ルイーゼについて話しました。

ルイーゼは、「耳をすませば」で人形として登場してくることを話しましたが、実は「猫の恩返し」でもちらっと出てきています。

それは、猫の事務所の肖像画の中に映っています。

恋人の名前はルイーゼとも言われていますが、実は「耳をすませば」でドイツで登場する女性の名前です。

なので、名前もルイーゼかどうかは定かではありません。彼女が今どうしているかは明らかにされていません。

「耳をすませば」で地球堂の店主が、バロンと雌猫の人形は恋人同士であると発言しています。

しかし、店主が戦前のドイツでバロンに惚れて譲ってもらおうと人形屋に言うと、バロンの恋人は修理中で引き離すわけにはいかず、売ることができないと言われます。

 

その時、ドイツの女性ルイーゼが現れバロンの恋人をあとで引き合わせるということで、バロンを譲ってもらったのでした。

しかし戦争がはじまり、2人は離れ離れになってしまうのでした。

「猫の恩返し」の猫の事務所の肖像画に映る彼女は、今離れ離れなのでしょう。もしかしたら、亡くなってしまっているのかもしれません。

恋人を亡くしているとしたら、バロンの孤高で味のあるカッコよさも納得がいきますね。

まとめ

バロンの本名は、フンベルト・フォン・ジッキンゲンでドイツの騎士がモデルとなっています。

猫の種類としては、アビシニアンで、実は甘えん坊な性質の猫です。

バロンの恋人は、猫の事務所の肖像画として登場しますが、現在生きているかどうかも定かではありません。

ただ、バロンのかっこいいセリフの数々から恋人とのよい想い出や悲しい思い出など、いろいろ背負っているのではないかなと想像できますね。

バロンの恋人とのストーリーも是非見てみたいですね。

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