「猫の恩返し」は、スタジオジブリのアニメーション映画作品で、公開は約20年前で2002年7月20日です。
監督は森田宏幸で、出演者(声優)には、池脇千鶴(ハル)、袴田吉彦(バロン)、山田孝之(ルーン)、大泉洋(国語教師)らがいます。
この作品は、スタジオジブリ作品である「耳をすませば」の主人公月島雫が書いた物語という設定になっており、スピンオフになります。
今回は、「猫の恩返し」でバロンを好きなハルですが、2人のプロフィールやその後について紹介していきます。
タダで見る方法はこちら↓猫の恩返しを見れば耳をすませば見たくなるし、耳をすませばを見れば猫の恩返しを見たくなる循環
— yamato (@yamato295) August 13, 2021
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「猫の恩返し」ハルのプロフィール(年齢、身長、部活動など)
『猫の恩返し』放送始まりましたーーぁーー😆💕#猫の恩返し #猫恩 #夏はジブリ #バロン pic.twitter.com/U1whGNDVHA
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 24, 2018
猫の恩返しの主人公の吉岡ハルは、どこにでもいるような普通の女子高生です。
前髪は短く小さくポニーテールを結んでおり、スポーティな雰囲気もあります。
年齢は17歳です。県立あおい高校の2年生でラクロス部に所属しています。
ラクロスとは、クロスと呼ばれる先に網のついているスティックで、硬質ゴムのボールを扱い相手のゴールに入れることで得点を競う競技です。
冒頭で、ハルはそのスティックを使って猫を車から救っています。
ハルの身長ははっきりしていませんが、150~160cmではないかと言われています。
そしてハルには特殊能力があって、猫の言葉を理解することができます。
ハルの声優は女優の池脇千鶴さんがされていて、実力派の女優だけあってハルの優しく明るい、またさばさばした性格をうまく表現しています。
さばさばとしている以外にも、母子家庭で育っているので家事を引き受けるなどして家庭的な面を持っています。そういったところで、さばさばした感が出るのでしょう。
一方でしっかりしているように見える反面、朝は苦手なようでよく学校に遅刻しています。
ドジな一面も持つようで映画の中でも何度かつまずいているシーンが描かれています。
「猫の恩返し」バロンのプロフィール(種類、本名など)
来週は猫の恩返しかぁ〜
バロンかっこいいよね😳︎💕
猫ってこと忘れちゃうくらい☺✨ pic.twitter.com/SkClxH55lq— Maki. (@Sawasan_0119) August 13, 2021
バロンの紳士的なふるまい、顔立ちはかっこいいですね。声優は袴田吉彦さんがされています。
ハルがバロンに恋をしてしまうのも無理ありません。
バロンの特徴は、三角のシャープな小顔、明るい茶色の毛色、大きなアーモンド形の目、体型は割と小柄です。
このような特徴の猫はアビシニアンです。
見た目から高貴な猫に見えますが、性格は、好奇心が強く、活発で、非常に甘えん坊です。
バロンも実はギャップ萌えなキャラクターなのかもしれません。
本名は、フンベルト・フォン・ジッキンゲンという長ったらしい名前です。
映画の中でも本名を名乗っていますが、長ったらしい西洋特有の名前です。
そして、男爵であるバロンの称号が付きます。フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵ですね。
バロンという名前だと思ったら、それは爵位なのです。なので映画中で「男爵(バロン)~!」と呼んでいたことになります。
日本の映画でいえば「殿~!」のような感じでしょうか。
またバロンというのは英語です。なのでイギリスの貴族のようなイメージをもちます。
しかしフォンという名前はドイツに多い名前のようです。
「耳をすませば」で地球屋の主人が、「ドイツでバロンと会って譲ってもらった。」と言っていました。
バロンは、ドイツ出身なのです。
また、ドイツにフランツ・フォン・ジッキンゲンという中世の騎士がいます。
「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵というんだ。」
ドイツ帝国騎士の指導者であり、紳士的な行いから騎士の手本といわれたフランツ・フォン・ジッキンゲンに由来するのか?神聖ローマ皇帝カール5世の侍従を務めたが裏切りに遇い、宗教改革運動のルターを擁護し騎士戦争を起こす。 #耳をすませば pic.twitter.com/7HSbjmQdj2— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) January 11, 2019
おそらくこの人が名前の由来ではないかと言われています。
またドイツでは、男爵はバロンではなくフライヘルと言いますので、ドイツ式にフライヘルと呼ぶのが正式かもしれません。
でも日本人にはバロンのほうがなじみ深いですよね。
ハルはバロンが好きだけど2人のその後は?
ハルちゃんとバロンとムタさんめっちゃ好き#猫の恩返し pic.twitter.com/BFP7ZImAob
— J.Takayama (@_J_Takayama) August 13, 2021
そもそも「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の雫が書いた物語と言われています。
ハルもあれだけかっこよくバロンに助けられてしまうと恋をしてしまいます。そしてもう一度会いたいと願います。
最後にハルは気持ちをバロンに伝えます。「バロン、私あなたのことが好きになっちゃったかも。」
バロンも「ハルのその素直なところがすきだよ。」と答えます。
バロンと別れた後、ハルは髪をショートカットにしています。
そして淡々とした日々が戻るのです。そこにはハルのわずかながらな成長が見て取れます。
「猫の恩返し」のキャッチコピーは、「猫になってもいいんじゃない?」です。
ハルは猫になって、バロンに恋をして、再び人間に戻ったのです。
夢幻の恋を経験したのです。再び猫になって出会う可能性もありますが、淡々とした日常に戻るシーンが描かれていることから、バロンとの再会はなく心の中に残る憧れの猫となったのです。
しかし、ハルはバロンという自分を認めてくれる憧れを得たことによって、成長しました。
きっと、バロンのような「ハルのその素直なところが好き。」と言ってくれる男性と再会するでしょう。
まとめ
ハルは、高校2年生でラクロス部に所属する女子高生です。明るい性格を持つとともに、さばさばとした面も持ちます。そして、時たまドジをするという性格の持ち主です。
バロンは、本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲンといい、アビシニアンという猫の種類になりまます。
2人は猫の世界で出会い、ハルは恋に落ちますが、再びそれぞれの世界に戻ります。
ハルは、バロンとの出会いにより自分の理想とする男性を見つけることができました。また、自分のよいところを見つけてくれる素晴らしい男性です。
この2人は、今後発展する可能性は低いですが(そもそも、人間と猫)、ハルは、きっとバロンのような素敵な男性と出会うことをラストでは暗示しています。
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