「耳をすませば」は、1989年に「りぼん」に連載された柊あおいの漫画作品が原作で、1995年にスタジオジブリにおいて近藤喜文監督のもとアニメーション映画化されました。
近藤喜文監督は、「魔女の宅急便」や「おもいでぽろぽろ」にも携わっています。
また、2020年には同作の実写映画化が発表され、2022年の秋に公開予定となっています。
今回はそんな「耳をすませば」の天沢聖司が怖い?雫のストーカーって本当?など気になる疑惑や噂について紹介します。
また、「耳をすませば」のプロポーズシーンや都市伝説ついても徹底検証していきます。
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「耳をすませば」の天沢聖司は怖い?雫のストーカーって本当?
さわやかな聖司さんの声を演じたのは、今をときめく高橋一生さん。当時の収録から1週間後くらいに声変わりが始まったんだそうです。声変わり前の奇跡のようなタイミングで収録されていたんですね。#kinro #耳をすませば pic.twitter.com/hPNEnGa7fe
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 27, 2017
イケメンでバイオリン職人を目指す天沢聖司は、15歳の中学3年生です。
中学卒業後、バイオリン職人になるために高校に進学せずに、イタリアで修行しようとまで考えています。
そんな天沢聖司にはストーカーの疑惑が浮上しています。
1.自分の名前を雫に刷り込み
聖司は雫が読書好きで図書館に通うことを知り、雫の読みそうな本の図書カードに名前を書き込んでいたということを語っています。
聖司は雫のことを地球屋で出会う前から知っていて、聖司の名前を雫に図書カードを通じて刷り込んでいたのです。
また、図書館で隣の席に座ったこともあると告白しています。
事実、雫は図書カードを通じて天沢聖司のことが気になりだします。
この天沢聖司の刷り込み手法は中学3年生が考えるにしては知能的です。
そして、知能的であるとともにストーカー的な要素も否定できないですね。
2.雫と初対面にもかかわらず嫌味を言う
雫が「カントリーロード」の和訳を夕子に見せた際ベンチに本と和訳を置き忘れてしまい、それに気づいた雫が取りに戻ったときに天沢聖司と初めて対面することになります。
この際も、聖司は雫の本を勝手に読んでいたり、「和訳をやめたほうがいい」と嫌味を言ったりしています。
雫が本を忘れたタイミングでベンチに現れる天沢聖司は、雫をつけていた可能性が否定できません。
ここにも天沢聖司のストーカー疑惑が浮上しています。
3.学校で雫を無視する聖司
顔見知りになった雫と聖司でしたが、聖司は学校で雫と会っても無視をします。
ツンデレの効果を確信犯的に狙った天沢聖司の犯行です。
なぜ無視されるのか気になりだしてしまう雫は、聖司の策にはまっていくのです。
4.「カントリーロード」のバイオリンを練習していた
地球屋で雫が「カントリーロード」を歌い始めた時、天沢聖司はバイオリンで「カントリーロード」を弾き始めます。
天沢聖司がバイオリンが得意であろうことは想像がつきます。とはいえ、突然あそこまで上手に弾けるものでしょうか?
天沢聖司は雫の「カントリーロード」の和訳を読んだときからすでにバイオリンの練習をしていた可能性が高く、こちらもまたストーカー気質が見え隠れします。
5.家の前で待ち伏せ
イタリアに再出発の日の夜明けに、雫の家の前で雫を待っています。
が窓から顔を出したからよかったのですが、これは賭けでした。
偶然を装いつつもひたすら家の前で、しかも寒い日の夜明けに待つというのは、執念というか、ストーカー気質を感じずにはいれません。
偶然を装い、運命的なものを作為するところも聖司の策士っぷりが感じられますね。
「耳をすませば」のプロポーズシーンはかっこいい?
聖司くん、中学生とは思えない将来設計!すごすぎ!#kinro #耳をすませば pic.twitter.com/1JQ0n568fv
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 27, 2017
聖司はイタリアに旅立つ前に雫に会いに来て、自転車に雫を乗せ、坂道を登っていきます。
ここでの2人の会話の時の聖司はとてもかっこいいです。
雫「降りようか?」
聖司「大丈夫だ。お前を乗せて坂道を登るってきめたんだ!」
人生の坂道のことを言っているようで非常にかっこいいですよね。
そして、日の出の見える公園について、プロポーズシーンになります。
聖司「今すぐってわけにはいかないけど、俺と結婚してくれないか?きっと一人前のバイオリン作りになるから」
雫「うん。」
聖司「雫、大好きだ。」
聖司のストーカー疑惑もありましたが、それらの努力の集大成のような完璧なプロポーズ演出ですよね。
>>プロポーズシーンを観たい方はこちら
「耳をすませば」の都市伝説について
「耳をすませば」にはいくつかの都市伝説があると言われています。
1.「耳をすませば」を見るとうつ病になる。
インターネット上ではなぜか「耳をすませば」を見るとうつ病になるという感想が多いです。
雫と聖司の「リア充」っぷりを見ていると、うらやましくてしょうがないです。
その充実ぶりと映画を見た自分の現実のギャップにうつ病になってしまった、と書き込む人が多いようです。
2.雫の読んだ本を聖司がすべて読んでいる
いったいどれほどの本を読んでいるのかわかりませんが、雫の読みそうな本を片っ端から読むにしても相当な数にのぼりそうです。
この先回りには気持ち悪さを感じる人もいるようですが、この異常さは都市伝説といってもよいでしょう。
3.天沢聖司のストーカー疑惑の行動
前項で聖司のストーカー疑惑を述べていますが、それらの行動は、どれも中学生が仕込むにしては都市伝説級の偶然を装ったストーカー行為です。
ツンデレなど心理的効果を狙った数々の行動は、中学生ばなれをしたものですね。
その行動力に怖いと感じる方も多いようですが、奥手な人にとっては聖司の行動力をうらやむ人も多いのではないでしょうか。
まとめ
今回は、「耳をすませば」の天沢聖司が怖い?雫のストーカーって本当?について紹介しました。
また、プロポーズシーンはカッコいい?気になる疑惑や都市伝説についても検証しました。
天沢聖司の行動はとても中学生が考えたものとは思えないくらい計画的なものも多く、怖さもありますが、そのモテテクは見習いたいところもたくさんありますよね。
何より、中学3年生ながらかっこいいプロポーズシーンは男性から見ても女性から見てもかっこい!と思わずうならされます。
スタジオジブリ作品といえば、魔法の世界や神々の話などファンタジー作品が多いのですが、本作では、学生の青春時代を描く、甘酸っぱさが蘇るような作品となっています。
アニメーション映画版から20年以上が経ち、実写化がなされますが、松坂桃李と清野菜名のダブル主演も決まっており、目が離せません。
実写版に先立ち、アニメーション映画版をまだ見ていない方、スタジオジブリのアニメファン、そして甘酸っぱい青春ストーリーが好きな方は、是非見てみてください。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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