魔女の宅急便でジジの声が聞こえなくなった理由は?その後も喋れない?彼女(白猫)の名前や関係も気になる!

魔女の宅急便2

引用元:スタジオジブリ

「魔女の宅急便」は1989年にスタジオジブリで宮崎駿監督が制作したアニメーション映画です。

原作は角野栄子さんの児童書で、「母の友」に連載されています。

となりのトトロの翌年に公開され、観客動員数が264万人と、スタジオジブリの人気を不動のものとした作品でもあります。

「魔女の宅急便」は、魔法使いのキキとその連れ猫ジジの修行を描いた作品ですが、今回は、キキとジジのコミュニケーションの危機やジジの彼女の猫についても調査してみました。

ネタバレを含みますのでご注意下さい。

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キキがジジの声を聞こえなくなった理由

キキがジジの声を聞きとれなくなってしまうのは、宅急便屋さんを開始したけど、落とし物をしたり意気揚々と届けたパイを「パイは嫌いなの。」と言われてからです。

魔法は科学的に証明することは難しいというよりむしろ、反科学的なものを魔法と呼びます。

そして、魔法は大抵呪文を唱えますよね。

声と同じように呪文も感情が反映されるものです。

緊張すると声がうわずったり、場合によっては相手に伝わらないほどになったり、声にならない声を発したりします。

魔法は呪文を唱える唱えないにかかわらず、精神状態を反映するものです。

声を発するよりも大抵の魔法はエネルギーを要しますから、精神の統一が重要なのです。

ほうきで空を飛べたり、キキと話すことができたりしたのは魔法の力でありましたから、新しい土地で新しい生活の中で、精神的なスランプに落ち込んでしまい、キキはジジの声を聞きとることができなくなってしまったのです。

キキはその後、ジジと喋ることができるようになるのか?

キキは、ジジとしゃべることはできるようになります。

ただし人間は、声を使い意思疎通を図りますが、魔法使いの意思疎通の方法は数パターン存在します。

そもそも、猫が人間の言葉をしゃべるはずはありませんから、映画の中では演出上、しゃべっているように見えます。

しかし実際には、人間には見聞きすることができない通信方法がとられているのです。

 

以心伝心という言葉がある通り、おおよそそのたぐいの方法になります。

声は、空気の振動を利用し、電話などは電波を利用します。

文字や絵であれば、目視になりますので可視光線を、夜間でも見ようとすれば赤外線などを利用します。これらは科学を利用しています。

魔法は、そのどれにもあたらない手段なのです。だから魔法なのです。

 

そしてキキは、トンボを勇気を振り絞って助けることにより大きな自信を取り戻します。

この時、キキの魔法レベルは、ステップアップ(成長)したのです。

ジジとのやり取りにおいて言葉は発せられていませんが、キキとジジのコミュニケーションは復活しています。

それは、セリフがありませんので人間には見て取れませんが気を付けてみれば、キキとジジは以心伝心を行っています。

しかしこれは、キキの自立も表現されているシーンでもあるのです。

ジジの彼女の名前とその関係は?

ジジが出会うメス猫(白猫)はリリーという名前で、種類はチンチラです。街のデザイナーの飼い猫です。

初めは、ジジはリリーのことを気取っていて素っ気ないので「嫌い」と言っていました。

しかしこれは、ジジにとって気になるリリーに気のない素振りをされて思わず言ってしまったのです。

しかしそのうち2匹は恋人関係になっています。

きっとジジが勇気を振り絞って、リリーにアプローチをしにいったのでしょう。

さらに二匹には子猫の子供までできていたので、この作品はキキだけでなくジジが子供から大人になる過程も描いているということなのでしょうね。

まとめ

「魔女の宅急便」でキキがジジの声を聞きとれなくなってしまうのは、新しい土地や新しい生活の中でショッキングな出来事が続き、精神的にスランプに陥ってしまい、魔法(ジジとの会話)に影響がでてしまったから。

キキはその後、トンボを救出することで自信を取り戻し魔法の力も復活し、ジジとも意思疎通がとれるようになります。

ジジには、好きになったメス猫(白猫)のリリーがいます。

最初は、ジジはリリーのことを気取っていて嫌いといっていました、それは本心ではなく気持ちの裏返しで、その後2匹は恋人関係になります。

「魔女の宅急便」は、キキとジジの心の動きを考察しながら見ると共感できる部分がたくさんありますね。

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