不死鳥の騎士団のあらすじを簡単解説!気になるラスト結末をネタバレ!ヴォルデモートに無いものって?

ハリーポッター不死鳥の騎士団は、ハリーポッター映画シリーズの第5作目です。

日本での公開は2007年7月です。原作では非常に長いストーリーでしたが、映画化するにあたってサブストーリーはカットするなどし、比較的短い映画となりました。

原作はJ・K・ローリング、製作はデヴィッド・ハイマン、脚本はマイケル・ゴールデンバーグです。

監督はイギリスの映画監督、デヴィッド・イェーツです。この後デヴィッド・イェーツ監督は謎のプリンス、死の秘宝PART1・2、さらにはファンタスティックビーストと魔法使いの旅、黒い魔法使いも手掛けることになります。

今回はそんなハリー・ポッター「不死鳥の騎士団」のあらすじと、気になるラスト結末をご紹介します。

※以下ネタバレを含みます。

ハリー・ポッター「不死鳥の騎士団」あらすじ~気になるラスト結末をネタバレ!

1.ダーズリーを守り規則違反となるハリー

ハリーは4年生を終了し5年生を迎える夏休み、従兄弟のダーズリーとその手下からいじめを受けます。人間界においてハリーは自己防衛以外に魔法を使うことは禁じられているらめ、やられっぱなしです。

突然の夕立にハリーとダーズリー慌てて家に帰ろうとします。途中2人の吸魂鬼がハリーらを襲います。ハリーは魔法で吸魂鬼を追い払いますが、ダーズリーをも守ります。

これは自己防衛以外の魔法の使用と判断され、ハリーは退学の宣告が届きます。しかし、ダンブルドア校長のはからいで処分は魔法省尋問会まで保留されます。

保留の間ハリーは「不死鳥の騎士団」の家に呼ばれます。騎士団の一員にはシリウス・ブラックもいました。また、ロンやハーマイオニーもいました。

2.ハリー無罪、しかし、魔法省からの監視

ハリーは騎士団からヴォルデモートの動向を聞くことができました。それは、ヴォルデモートがある極秘のものを捜索していることでした。

ハリーは復活したヴォルデモートが気になって仕方がありませんでした。

魔法省ではハリーの尋問会が開催されます。魔法大臣のファッジはヴォルデモートの復活を吹聴するハリーの追放を目論んでいます。

魔法省はヴォルデモートの復活を信じたくないのです。

 

そこでは規則違反のハリーを有罪とする論調が優勢でしたが、目撃者の証言、そしてダンブルドア校長の尽力により、ハリーの正当防衛を証明することができます。

これによりハリーは無罪となります。

しかしヴォルデモートの復活をウソとしたい魔法省は、ホグワーツ魔法学校に官僚のドローレス・アンブリッジを防衛魔術の教授として送り込みます。

ハリーらは5年生の新学期がはじまります。しかし、アンブリッジの授業は魔法の理論を学ばせるだけで、実技はまったくありませんでした。

3.ダンブルドア軍団とハリーの恋

アンブリッジは魔法省の後ろ盾により、次第にホグワーツ魔法学校で権力を振るうようになります。

シリウス・ブラックから魔法省の企みを聞いたハーマイオニーは自ら闇の魔術からの防衛術を学び、ヴォルデモートに対抗しようと考えます。

ハーマイオニーはロンと一緒にハリーに防衛術の先生になることを頼みます。そして、校内から選抜してダンブルドア軍団を作ります。

生徒らはハリーから様々な防衛魔法術を教育されます。

 

一方、ハリーはヴォルデモートの部下に殺されたセドリックの元恋人のチョウ・チャンと付き合いはじめます。

そんな時アズカバンから囚人が10人脱獄します。その中にはネビルの両親を廃人にしたベラトリックス・レストレンジもいました。

4.対決

ハリーは魔法省の中にある神秘部にシリウス・ブラックが捕らえられ、拷問をうけているという悪夢を見ます。

ハリーの夢は「予知夢」ということも多いため、ハリーはダンブルドア軍団とともに神秘部に向かいます。

そこではベラトリックスらがいて、ダンブルドア軍団に襲い掛かってきます。

ハリーらは追い詰められますが、シリウス・ブラックら不死鳥の騎士団が現れて戦闘を繰り広げます。

しかし、シリウス・ブラックはベラトリックスに殺されてしまいます。それを見たハリーは怒り、ベラトリックスを追い詰めます。

 

そこにはなんとヴォルデモートがいて、一騎打ちがはじまります。

そこにダンブルドアが現れ助太刀し、ヴォルデモートとベラトリックスは退散します。

この事実は魔法省や魔法界の知るところとなり、ハリーが言っていたヴォルデモート復活は正しいことが証明されます。アンブリッジは、生徒らの避難の的となりホグワーツ魔法学校を追われます。

ハリーはヴォルデモートと対決しなければならない覚悟を決め、5年生を修了します。

再びダーズリー家へと戻りラストとなります。

ハリー・ポッター「不死鳥の騎士団」ヴォルデモートに無いものとは何?

序盤では、ヴォルデモートに無いものとして「予言の水晶」であるとされていました。

そして、ヴォルデモートの狙いはハリーを孤立させることでした。このため、魔法省からもその陰謀の手が迫っていました。

ハリーが最後にヴォルデモート戦闘する際、「僕らには、ヴォルデモートにない守るものがある」と発言しています。

その言葉の後、ヴォルデモートに打ち勝つことができたハリー。

そのため、「ヴォルデモートにはなくハリーにはあったもの」が何であったかが不死鳥の騎士団の見る上で最大のポイントと言えるでしょう。

 

ハリーはスネイプ先生から心をのぞかれない防衛の訓練を受けていました。

結局、ハリーの心をのぞかれないようにすることはできませんでしたが、ハリーの心は両親や仲間の愛で一杯でした。そのことがヴォルデモートに打ち勝つことができた最大の要素と言えます。

ハリーらがヴォルデモートを退散させることができたのは、ハリーの「ヴォルデモートは孤独で愛を知らない」の言葉により孤独が増幅され、ヴォルデモートが孤独に耐えることができなかったのです。

ヴォルデモートになく、ハリーにあるものは仲間や愛なのでした。その記憶でヴォルデモートに打ち勝ったのです。

まとめ

ハリーポッター不死鳥の騎士団はヴォルデモート復活を隠したい、認めたくない魔法省がハリーを陥れようとするところからはじまります。

魔法省は生徒らに防衛術を行使させないように、アンブリッジをホグワーツ魔法学校に送り込みます。

しかし、ハリーらは闇の魔術に対抗する術を持たねばならない危機感からダンブルドア軍団を結成し、密かにハリーを先生として自学研さんします。

ハリーの夢から魔法省の神秘部で何かがあることを察知したハリーらダンブルドア軍団は、不死鳥の騎士団とともに神秘部でベラトリックスらと戦います。

シリウス・ブラックは命を落としますが、ハリーらの活躍によりヴォルデモートやベラトリックスを追い払うことに成功します。

ハリーがヴォルデモートを退散させたのは、ハリーの心の中にある仲間や愛をヴォルデモートがのぞいたことで、孤独に耐えられなくなったからです。

 

不死鳥の騎士団は、ハリーポッターシリーズの中でも戦闘シーンが特に見応えあります。

まだ見ていない人は、是非視聴してみましょう。最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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