映画『ザ・ファブル2殺さない殺し屋』のあらすじをネタバレ紹介!ヒナコの最後の手紙の内容は?ラスト結末・エンドロール後についても解説

「ザ・ファブル」は南勝久さん同名漫画が原作です。原作は2014年から2019年までに第1部が週刊ヤングマガジンで連載されました。2021年からは第2部の連載が始まっています。

そして2019年6月に前作「ザ・ファブル」が上映され、2021年6月に続編となる映画「ザ・ファブル2 殺さない殺し屋」が公開されています。

監督は前作に続き江口カンさん、主演は岡田准一さんがつとめています。そのほか、木村文乃さん、山本美月さん、平手友梨奈さん、安藤政信さん、堤真一さん、佐藤二朗さん、光石研さん、佐藤浩市さんなど、豪華キャストが終結しています。

今回はそんな「ザ・ファブル2殺さない殺し屋」のあらすじや、ヒナコの最後の手紙の内容、ラスト結末・エンドロール後などをネタバレ徹底解説します。

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「ザ・ファブル2殺さない殺し屋」のあらすじ・結末ネタバレ

1.4年前の事件

ファブルは伝説の殺し屋です。

4年前にファブルは、組織的に女性にいかがわしい仕事をさせていた5人を殺害しました。

そのうちの5人目の男は少女ヒナコを車に乗せ、立体駐車場を発進させようとしていました。

しかし、5人目の男はファブルに喉を切られてしまいます。このため、車は立体駐車場から地上へ落下してしまいます。

ファブルは落ちる寸前でヒナコを救い出しますが、ヒナコは重症を負います。

ファブルは目出し帽であったため、ヒナコがファブルの顔を覚えることはありませんでした。

落ちた運転手は死亡していました。

 

それから3年後ファブルはアキラと名乗り、相棒であり妹を装うヨウコと大阪で暮らしますが、ボスからは人を殺さず、暮らすことを命じられていました。

アキラはデザイン会社「オクトパス」で暮らしています。

2.宇津帆登場

街には安全な街作りのための「子供たちを危険から守る会」というNPOがありました。

その代表は宇津帆です。宇津帆は表向きはNPO代表でしたが、裏では若者から金を巻き上げ最後には殺すという悪人でした。

宇津帆のもとには車いすに乗ったヒナコがいました。ヒナコは宇津帆の仕事を手伝っていました。

4年前の事故の後ヒナコは自宅に戻りますが、両親は強盗によって殺害されてしまい、心にも傷を負っていました。

ある日公園にアキラが訪れると、ヒナコは車いすでリハビリをしていました。ここで2人は再会をしますが、お互いに過去をよく覚えていません。

それを知った宇津帆の部下・鈴木はアキラに対し、ヒナコに近づかないよう警告します。

鈴木もまた殺し屋であったため、アキラがただ者でないことに気づきます。

 

一方、宇津帆は金を巻き上げるターゲットにオクトパス従業員の貝沼を選びます。

貝沼はオクトパス従業員・ミサキへの恋心を利用され、宇津帆らに拉致されてしまいます。

アキラは貝沼を助けようとします。それを知った鈴木はアキラを止めるためにヨウコのもとに現れ、アキラを出すように要求します。

しかし、鈴木はヨウコにあっけなく捕まってしまいます。そこにアキラが現れ、鈴木に貝沼を返すよう要望します。

しかし、宇津帆の部下である井崎から鈴木に電話があり、貝沼を殺したことを伝えます。アキラは仕方なく、鈴木を解放します。

3.宇津帆の最期

鈴木は宇津帆のもとにもどり、ファブルと宇津帆の関係について問い詰めます。

宇津帆は4年前の事故で、ファブルに首をかき切られて殺されたのは宇津帆の弟であったことを打ち明けます。

そのため、宇津帆にとってファブルは仇でした。

それを聞き鈴木は、宇津帆に協力することにしました。

ヒナコは宇津帆の様子がおかしいことを察すると、宇津帆は4年前に立体駐車場で殺しを行ったのはファブルであり、それがアキラであると言います。

また、ヒナコの両親を殺したのもファブルであると言います。

ヒナコはファブルを仇と考えるようになります。ヒナコも宇津帆から銃を与えられます。

 

そして宇津帆からアキラに呼び出しの電話があり、アキラはヒナコを救うために宇津帆の団地に向かいます。

アキラが団地に着くと、宇津帆の事務所が爆発します。間一髪アキラは避けますが、宇津帆の部下との戦闘になります。

アキラは逃げ切りますが、鈴木を見つけます。アキラはヨウコに鈴木を追うように指示しますが、ヨウコは鈴木に捕まってしまいます。

そこで、宇津帆はヒナコにヨウコを撃つように命じます。

しかし、何かおかしいと感じていたヒナコは宇津帆の方に銃口を向け、宇津帆に真実を追求します。

宇津帆はヒナコの両親を殺したのは自分であることなど、すべてをヒナコに話します。それを聞きヒナコは宇津帆を撃ちます。

ところが、宇津帆は防弾チョッキに守られていて倒れません。ヒナコは立ち上がります。

そこにアキラが現れますが、ヒナコの前に地雷が仕掛けてあることを鈴木が暴露します。

アキラは鈴木に手を貸すように依頼し、ヒナコを地雷から離すことに成功します。

宇津帆は形勢が逆転して負けを悟り、わざと鈴木に撃たれて死にます。

 

そして事件後、ヒナコからアキラに手紙が届きます。

そこには、半年後には歩けるようになるので、自分の歩いている姿を記憶に留めてほしいと記されていました。

「ザ・ファブル2殺さない殺し屋」ヒナコの最後の手紙の内容について

原作の中でヒナコの手紙が紹介されています。

『この手紙は燃やしてください。アキラと自分の立場は理解しています。警察に行く前にこの手紙を鈴木に書いてもらっています。乱筆ご容赦ください。

4年前の事故の件を気にかけてくれてありがとう。心から感謝しています。私は過保護に育てられ、反抗して、家出をしたのがそもそもの始まりでした。世間知らずであり、身から出たサビでした。

誤解のなかでアキラを恨んだりしこともありましたが、今は、すべてを知ってアキラに感謝の気持ちでいっぱいです。

4年前も立体駐車場にアキラが現れていなければ、私は売春婦として売られていました。辛いこともたくさんありましたが、私の責任です。

 

ひとつお願いがあります。半年で自力で歩けるようになります。アキラが教えてくれたリハビリ方法で。

半年後、夏頃、歩いている私の姿を想像してほしいのです。アキラの想像と現実が重なったとき、会えた気になります。

少しでもあなたの記憶に残って、しっかりと立っている自分でありたいです。さようなら。お元気で。ヒナコ』

ヒナコのファブルへの純粋な思いに心が打たれます。

半年後ヒナコが無事に歩けるようになり、ファブルのもとに行けると良いですね。

「ザ・ファブル2殺さない殺し屋」ラスト結末・エンドロール後について

エンドロール後はファブルのボスが整体師という表の顔で登場します。

ボスはアキラとヨウコを盗聴しています。その後、チャイムがなってボスが消えます。

その後、壁に貼ってある人体図のズームアップが映し出されます。

そして、脳を映し出します。

 

脳が意味するところは、原作に登場している最強の殺し屋・山岡です。

山岡もファブルの一員です。

山岡は脳に損傷があって、恐怖を感じなくなっている男です。

原作ではチャイムの音は、山岡がボスを訪れた時のシーンに使われています。

エンドロール後のこのシーンは続きがあり、それは山岡のストーリーであることを示唆しています。

 

エンドロールまでしっかりとみると、ザ・ファブルの続きが気になりますよね。

続編映画や原作などが公開されるのが楽しみです。

「ザ・ファブル2殺さない殺し屋」は何度見ても楽しめる作品なので、ぜひもう一度見たい方は視聴してみてくださいね。

まとめ

今回は、「ザ・ファブル2殺さない殺し屋」のあらすじやヒナコの最後の手紙の内容、そしてラスト結末・エンドロール後について解説しました。

宇津帆やヒナコとファブル(アキラ)はみんな4年前にあった事件がつながっていたのですね。

最終的にヒナコがファブルを信じてくれ、真相を知ることができたのはよかったなと思います。

アキラのように普段はボーっとしているのに、実はすごい人というギャップを感じさせるところは見ていて爽快ですね。

なによりもアキラやその他のキャラのアクションシーンは見ごたえがあります。

また、女性の恋心に気づかない鈍感で純朴な男性に魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

 

ザ・ファブルは漫画もまだ連載中であり、アキラとヨウコ、そしてミサキの今後についても気になるところです。

ザ・ファブルを見たことのない方や原作しか読んだことのない方、そして映画ザ・ファブル1は見たけど、ザ・ファブル2はまだ見ていない方はぜひ見てみてください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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