ジブリ映画「耳をすませば」のその後は?雫と聖司は結婚した?杉村と夕子はどうなった?気になる恋の行方を徹底解説

ジブリ映画「耳をすませば」は、柊あおいの漫画作品が原作で、1995年にスタジオジブリにおいて近藤喜文監督のもとアニメーション映画化されました。

近藤喜文監督は「魔女の宅急便」や「おもいでぽろぽろ」にも携わっています。

また、2020年には同作の実写映画化が発表され、2022年の秋に公開予定となっています。

今回はそんな、「耳をすませば」のその後について、気になる恋の行方を中心に解説します。

雫と聖司は結婚したのか?杉村と夕子はどうなったのか?などについて触れていきますので、ぜひご覧ください。

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「耳をすませば」のその後、雫と聖司は結婚したのか?

バイオリン職人を目指す聖司は、最後に雫に対して「今すぐってわけではないけど、俺と結婚してくれないか。雫!大好きだ!」とプロポーズします。

雫が頷いたところで、映画は終了します。

原作に2人のその後が描かれていればよいのですが、そこまでは描かれていません。

やはり、ハッピーエンドで2人が結ばれるその後を期待してしまいますね。

 

しかし、宮崎駿は原作に対して「普通のラブストーリーで恋愛への障害がない」と語っています。

>>原作との違いについてはこちらの記事をチェック

そして、映画化にあたってはリアリティを追及したそうです。

このように考えると、結果的に2人は結ばれることはなかった、という展開が自然な気もします。

中学3年生でプロポーズした2人が結ばれる可能性はどのくらいでしょうか。

2人が同じ高校に進んだとしても、お互いそれぞれの夢があります。

思春期の恋愛への情熱は成長とともに、また多くの出会いとともにしぼんでいくことがよくあります。

 

とはいえ、2人のその後は、視聴者それぞれにゆだねられています。

リアリティを追及すると2人がそのまま結婚まで行きつくのは難しそうな気もしますが、2人が色々な障害を乗り越えつつ、かたく結ばれていく…そういった明るい展開になる余地も残したかったのではないでしょうか。

その後の展開や伏線など、視聴者側に謎を残したまま終了し、いろいろな憶測ができるのはジブリ映画の醍醐味と言えるかもしれませんね。

「耳をすませば」の杉村と夕子はどうなったのか?恋の行方について

杉村と夕子の恋の行方については、エンドロールで判明します。

近藤監督は2人の恋の行方をどうしても描きたかったのだそうです。

エンドロールでは、プロポーズ後の聖司と雫が自転車で登場します。

猫のムーンが出てくるシーンもあります。

 

そして、下校時間の夕子が出てきます。杉村が来るのを待っています。

杉村がやってくると2人は仲睦まじく談笑しながら歩きだします。

このエンドロールのシーンから、杉村と夕子の仲はうまくいっているということがうかがえます。

監督によると、本編の中で2人のシーンを描きたかったそうですが、雫と聖司に重きを置きすぎてしまい登場させられず、エンドロールで登場となってしまったそうです。

三角関係になってしまったときにはひやひやしましたが、結果的にうまく2組のカップルができたことは喜ばしいことですよね。

エンドロールについてもう一度観たい!という方はぜひ「耳をすませば」を観返してみてくださいね。

まとめ

今回は「耳をすませば」のその後の恋の行方についてご紹介しました。

雫と聖司はリアリティを追及したところを考えると、結婚までいかないのではないかという見方もできますが、視聴者側の感じ方にゆだねられているところも大きいので、2人の明るい未来を願いたいですね。

そして、杉村と夕子については、エンドロールでの2人の関係性を見ると、その後うまくいったという見方ができそうです。

三角関係になってしまったときにはひやひやしましたが、エンディングでは2組のカップルが生まれたことになると考えると、喜ばしい展開ですよね。

 

スタジオジブリ作品といえば、魔法の世界や神々の話などファンタジー作品が多いのですが、本作は学生の青春時代を描く、甘酸っぱさが蘇るような作品となっています。

アニメーション映画版から20年以上が経ち、実写化もされる予定です。

キャストは松坂桃李と清野菜名のダブル主演も決まっており、目が離せません。

実写版に先立ち、アニメーション映画版をまだ見ていない方、スタジオジブリのアニメファン、そして甘酸っぱい青春ストーリーが好きな方は、是非見てみてください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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