【22年目の告白】真犯人を徹底ネタバレ!動機は一体なに?曽根崎の正体やいつ犯人が分かったかについても!

「22年目の告白ー私が犯人です-」は入江悠さんが監督、平田研也さんが脚本つとめた作品で、2017年6月に公開されました。

主なキャストは藤原竜也、伊藤英明、仲村トオル、岩城滉一など、豪華なメンバーとなっています。

映画のストーリーは、1995年の殺人公訴時効撤廃の前日までに東京で起こる5件の連続殺人事件が時効を迎えたのちに現れる犯人を名乗る男を巡って展開します。

そして、犯人を名乗る男は事件の告白本を出版し、メディアや世間の注目を集めることになります。

真犯人とその動機を解き明かしていくサスペンスが展開されます。

 

今回は、そんな「22年目の告白」について、真犯人について徹底ネタバレ紹介します。

また、真犯人の動機や曽根崎の正体、いつ犯人が分かったかなど細かい部分についても解説していきます。

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「22年目の告白」真犯人について徹底ネタバレ!

まず、結論から申しあげると、真犯人は「NEWS EYES」のキャスターである仙堂です。

連続絞殺事件から17年後に犯人であると名乗り出た曽根崎は、実は仙崎に殺された6人目の被害者牧村里香の婚約者でした。

曽根崎は仙崎の時効が成立した日に、里香に対する無念から自殺を図ります。

しかし、自殺は失敗。一命をとりとめたのち、牧村とともに山縣医師の協力を得て整形手術をして別人となり、真犯人追及に動き出します。

そして、曾根崎は事件から17年後に自分が犯人であると名乗り出て、マスコミの注目を浴びる中、告白本の出版もします。

これは、自尊心の強い真犯人が曽根崎の登場や告白本に反応して現れることを予測し、おびき出していたのです。

 

そして、真犯人は曽根崎とコンタクトしてきます。それもニュースキャスターとして。

仙堂は曽根崎とニュース番組で対談します。

そして仙堂は曽根崎を殺すために偽の犯人を登場させ、曽根崎とニュース番組上で対決させます。

曽根崎は仙堂の罠とは知らず、偽の真犯人の登場に復讐心からペンで殺そうとします。

しかし、偽の犯人は本当の真犯人から頼まれて出現したことを告白します。

こうして曽根崎は真犯人の手掛かりをまた失います。

しかし、その後曽根崎は推理をし、真犯人が仙堂であることを突き止めます

「22年目の告白」真犯人の動機について

仙堂が連続絞殺事件を引き起こした動機は次のようなものになります。

仙堂はジャーナリストとして海外で活動していました。

このとき、ジャーナリストの親友とともにテロリストに拘束されます。

仙堂は椅子に縛り付けられ、目の前の親友がテロリストに絞殺されていく姿を目の当たりにします。

この体験が仙堂にトラウマを残します。

仙堂は帰国後も自分だけが生き残ってしまったことに苛まれるとともに、そのトラウマから、他人を自分と同じ境遇にしなければならないという強迫観念に突き動かされます。

こうして、5件の連続絞殺事件を引き起こしたのです。

 

テロリストに親友が目の前で殺されていく姿を目の当たりにしたことは確かに辛い経験ではあります。

けれども、その後他の人を巻き込み、自分と同じ苦しみを味わわせようとするという考え方は、決して許されるものではないですよね。

「22年目の告白」曽根崎の正体について

前述しましたが、曾根崎の正体は、仙堂に殺された6人目の被害者牧村里香の婚約者でした。

里香は刑事・牧村航の妹であり、曽根崎と一緒にアパートで暮らしていました。

曽根崎の本名は小野寺拓巳といいましたが、仙堂の時効が成立した日に自殺を図り、一命をとりとめたのち、山縣医師の協力で整形手術を受け、姿を変えて曾根崎と改名したのです。

だから、映画の冒頭では曽根崎はものすごい悪人であると思ってしまいますが、実は連続絞殺事件の被害者であったのです。

「22年目の告白」いつ犯人が分かったかについて

曽根崎は真犯人と名乗り出た覆面をかぶった男が実は偽物であったことに落胆はしますが、引き続き真犯人を推理します。

曽根崎は、仙堂が犯人であることを裏付ける行動を見つけます。

それは、仙堂が真犯人でなければ知りえない情報をニュース番組上で発言していたことでした。

 

曽根崎は仙堂の発言を注意深く分析し、犯人でなければ言うことのできない言葉に注目したのです。

その言葉とは、仙崎の発言の中にあった「里香が婚約していた」というものでした。

殺された里香は婚約指輪をはめており、犯人はそれをはずしています。

ニュースキャスターの仙堂が犯人でなければそれを知りえることはないのです。

仙堂のそんな些細な発言にも注意深く耳を傾け、真相にたどり着く曽根崎はすごいですよね。

まとめ

22年目の告白の真犯人や犯人の動機についても解説しました。

ニュースキャスターとして登場した仙堂が真犯人だったとは驚きですよね。

曽根崎の推理力もそうですが、それを演じきった藤原竜也さんにも脱帽です。

 

「22年目の告白」は韓国映画に着想を得ていますが、日本の社会をテーマにしており、サスペンス好きにも社会ドラマ好きにも興味深い内容になっています。

伏線やその後のストーリー展開、伏線回収は盛りだくさんで見どころいっぱいの映画です。

まだ、見ていない方、サスペンス好きな方は、是非見てみてください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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