映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」は面白い?つまらない?怖いという感想をまとめて紹介!藤原竜也がはまり役ですごいという評価も!

「22年目の告白ー私が犯人です-」は入江悠が監督、平田研也が脚本をつとめ、2017年6月に公開されました。

韓国映画「殺人の告白」をリメイクしたスリラー映画でもあります。

韓国版はサスペンス・アクションの色合いが強いですが、本作は2010年以降の日本での殺人への公訴時効撤廃を取り上げた社会派サスペンスの色合いが強くなっています。

主なキャストは藤原竜也、伊藤英明、仲村トオル、岩城滉一など、そうそうたるメンバーとなっています。

 

本編は、1995年の殺人公訴時効撤廃の前日までに東京で起こる5件の連続殺人事件が時効を迎えたのちに現れる犯人を名乗る男を巡って展開します。

そして、犯人を名乗る男は事件の告白本を出版し、メディアや世間の注目を集めることになります。

そして、真犯人とその動機を解き明かしていくサスペンスが展開されます。

今回は、そんな「22年目の告白」についての感想や評価についてご紹介します。

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「22年目の告白」つまらない、おもしろいという感想

1.つまらないという感想

基本的には面白い映画という感想が多いのですが、途中で中だるみするという感想は意外にありました。

ニュース番組上での犯人と犯人を名乗る男、そして犯人を追う男が一堂に会する、といった構成が現実離れ感を覚えてしまう要因だったかもしれませんね。

ハリウッド映画やアクション映画と比較すると、社会派サスペンスなのでつまらないと思う人もいるようです。

サスペンスなので頭を使いながら楽しむ映画でもあるので、頭空っぽで楽しみたい人向けではないようですね。

2.面白いという感想

はじめて見て真犯人を推理するのは難しいですが、この展開はハラハラドキドキしますね。

ストーリーが分かっていてももちろん楽しめます。韓国版も面白いという視聴者もいます。

藤原竜也が恐ろしいくらいにはまり役ですね。あの演技力はカイジを思い出します。

やはり、悪魔的に面白いという表現を使う視聴者がいますね。ぴったりくる表現です。

藤原竜也推しの視聴者は多いです。

藤原竜也が出ていてつまらない映画はないですよね。デスノート、カイジ、などなど。

そして、「22年目の告白」についても面白いという視聴者が圧倒的に多く、映画ファンや藤原竜也さんのファンから絶大な支持をあつめています。

「22年目の告白」怖いと呼ばれるシーンと感想について

真実をジャーナリズムによって明るみにしようとする仙堂はニュースキャスターとして曾根崎の正体を暴こうとしますが、実は犯人が仙堂であったという流れは、なかなか推理できません。

しかし、この仙堂のテロリストに捕まった体験とそのトラウマ、そしてトラウマを癒すためという殺人動機はすごすぎます。

テロリストが闊歩する混乱の国と日本という平和ボケの国、対照的な2か国における同様な殺人、一方は被害者側として他方は加害者側として体験します。

仙堂のテロリスト体験が平和な国に地獄を見せるという構成は非常に恐ろしくもあり、また、現実感のあるものになっています。

それは、極限状態に置かれた人間にしかわからない変化なのかもしれませんが、妙に説得力をもって迫ってきます。

それは、仲村トオルの演技力もあるのかもしれませんし、脚本の構成がよいのかもしれませんし、恐ろしい数々の映像が説得力を持たせているのかもしれません。

そして、それは日本の平和が1個人のトラウマによって脅かされる可能性を示唆している点でも、スリルのある映画になっています。

「22年目の告白」登場人物・キャスト、藤原竜也の役柄について

「22年目の告白」の主な登場人物(キャスト)

曽根崎雅人:藤原竜也

年齢からは想像がつかないほど若く容姿端麗。22年前の東京での5件の連続絞殺事件の犯人として時効を過ぎてから名乗りでます。そして、事件の告白本を発表します。世間にファンと混乱を生み出す社会現象を生み出します。

牧村航:伊藤英明

連続絞殺事件を担当していましたが、先輩刑事を爆破で失います。その際犯人をあと一歩まで追い詰めますが、逃がしてしまうとともに顔に大きな切り傷を受けています。

小野寺拓巳:野村周平

牧村里香の婚約者でしたが、里香が殺害され、絞殺事件の時効成立日に自殺を図ります。

牧村里香:石橋杏奈

牧村航の妹で、22年間に看護師であり、阪神大震災に遭遇しています。そして、恋人の小野寺とともに航のアパートに引っ越してきます。連続絞殺事件後、婚約指輪を残し、行方不明となっていました。

橘大祐:岩城滉一

3件目の連続絞殺事件の目撃者であり、その被害者であるホステスとは関係がありました。暴力団の組長です。

仙堂俊雄:仲村トオル

フリージャーナリストで、テロに巻き込まれます。その後日本に戻り、連続絞殺事件の取材を行います。その後、ニュース番組のキャスターとなり、曾根崎を番組に登場させ、事件の真相に迫ります。

藤原竜也の役柄

このキャストを見ると、そうそうたる顔ぶれで、主役級の俳優が何人もいます。

この中でも藤原竜也が演じる曽根崎雅人は特にはまり役で、注目の人物です。曽根崎は冒頭で5件の東京連続絞殺事件の犯人であると時効成立後に名乗り出ます。

犯人として名乗り出ることも不可解なのですがそれだけでなく、22年前に殺人事件を起こした犯人にしては、どう見ても容姿は20代後半から30代なのです。

そして、警察や世間をあおるようにテレビやメディアに登場していくのです。

 

明らかに最初から謎に満ちた人物として登場する曽根崎なのですが、仙堂のニュースに登場したことをきっかけに話の流れが急変してきます。

そこには、曽根崎ではない別の真犯人が登場します。曽根崎は感情的になってその真犯人を殺そうとします。しかし、失敗します。

曽根崎は冷静な面と感情的な面を併せ持ち、まさにカイジを演じた藤原竜也です。

普段は感情的でだまされやすいカイジも、ここ一番では別人のように沈着冷静になります。

曽根崎は藤原竜也にはぴったりの、まさにはまり役となっています。

まとめ

「22年目の告白」の感想やキャストについてまとめてご紹介しました。

「22年目の告白」は韓国映画に着想を得ていますが、日本の社会をテーマにしており、サスペンス好きにも社会ドラマ好きにも興味深い内容になっています。

伏線やその後のストーリー展開、伏線回収は盛りだくさんで見どころいっぱいの映画です。

まだ、見ていない方、サスペンス好きな方は、是非見てみてください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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