1988年スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「となりのトトロ」は、宮崎駿さんが監督です。
サツキとメイという姉妹を中心に日本の美しい風景とともにトトロたち不思議な生きものたちとの交流を描くほのぼのとした映画です。
そういうこともあり、大人から子供も楽しめるということで、30年以上経った今でもみんなに愛されている映画となっています。
ところで、この「となりのトトロ」には、隠された都市伝説があることをご存じでしょうか?
聞いたら、「となりのトトロ」の世界観が一変してしまうものから、ほっこりしてしまうものまで、今回はご紹介したいと思います。ネタバレを含みますのでご注意下さい。
タダで見る方法はこちら↓トトロって大人になってから見返すと、昔とは違って見えて、なんか切ない…っていうか心痛い…いい意味でね
— 里帆 (@2kamytan) October 13, 2020
昔は思わなかったけど、メイもサツキもほんと純粋で可愛いし、おばあちゃん温かすぎるし、カンタまじでいい子
トトロで泣くと思わんかったわぁ
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サツキとメイ死亡の都市伝説について!
サツキ「メイ、私たち、風になってる!」
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「となりのトトロ」は1988年に制作されましたが、その14年後の2002年に続編「めいとこネコバス」が作られています。
この映画の中で実は、ネコバスはお化けたちを極楽浄土(天国)へ連れて行ってくれるバスであるという事実が語られています。
そして、トトロは、そのねこバスへお化けたちを案内する案内人であるというおとが語られています。
ここまで聞くとピーンとくるかもしれませんが、サツキとメイが見えていたものは死者の世界への案内人たちだったのです。
もちろん、スタジオジブリは死亡説を否定するコメントを次のように出しています。
「みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでいるという事実や設定は「となりのトトロ」にはまったくありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが面白がって言い出したことが、ネットを通じて広がってしまったみたいなんです。「映画の死後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。皆さん、ウワサを信じないでほしいです。。。とこの場を借りて、広報部より正式に申し上げたいと思います。」
ジブリは他のエンタメ系会社と違って公式設定を発表することはあまりない会社ですが、こうやって公式声明を出しているということは、この噂をよっぽど否定したかったのでしょう。
明るい・元気になる作品に関して作品を台無しにするような噂を出されたら、このように声を上げて否定するのも無理はありません。
ただそれでも、ラストシーンでトウモロコシをお母さんに直接渡さずにねこバスに乗ったのは、ちょっと気になってしまいますよね。
サツキとメイの年齢・誕生日、そしてなぜ5月(メイ)なのかについて
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まったくの都市伝説というわけでもなさそうな、お話なのですが、2人がもし、死んでいたとしたら何歳だったのでしょうか?
設定上では、草壁サツキ、12歳(小学6年生)、5月生まれ、当初は10歳の設定でしたが、しっかりしていたため12歳に変更されたそうです。
草壁めい、4歳、5月生まれ、トトロを怖がらないという好奇心旺盛さ。
さつきもめいも5月という意味があるので、5月生まれという設定になっていますが、詳しい年月日まではどうやら明かされてないようです。
もし年月日まで公表されてしまったら、~年の設定ないのかも決まってしまうので、月だけデータが公になっているのでしょう。
また、この5月生まれというのにも都市伝説があるので紹介しておきます。
それは、1963年5月に東京・埼玉で連続で幼女が誘拐される事件というものが発生しています。
東京と埼玉にはとなりのトトロの舞台となった狭山丘陵もあり、興味本位で関連付けたのでしょう。
しかし、これは、都市伝説として流れているものの、実際は共通点はなく、曲解か明らかな誤りです。
そもそも、都市伝説では、幼女となっていますが、被害者は16歳の女子学生です。
そして、なによりもスタジオジブリから、正式にこれらの伝説を完全否定しています。
まとめ
となりのトトロは、親子で楽しく、ほのぼの見るもので、都市伝説的な深い読みは不要なのかもしれませんが、そういったオカルト的な、オタク的な、ファンをもこうしてとりこめるとなりのトトロの深さには驚かされます。
やはり、日本は八百万の神様の国ですから、ものすごくイマジネーションが広がりますね。
こういった都市伝説を否定する続編が作られないのも、実はスタジオジブリの戦略なのかもしれませんね。
謎が多いほど、人はその映画に引き付けられますから。
とはいえ、やはりトトロはトトロのままで、あの愛くるしい姿をいつまでも見ていたいものです。
死者を導くトトロはちょっとスタジオジブリには合いませんね。
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