「となりのトトロ」は1988年にスタジオジブリ制作の長編アニメーションで、宮崎駿監督の作品です。
「となりのトトロ」は上映開始から30年以上たちますが、今でも地上波などでもよく放送していて、知らない日本人はほとんどいないでしょう。
「となりのトトロ」は大きな森のある集落でのお話なのですが、とても美しい色彩で描かれています。
あのような美しい自然に囲まれた集落があるのなら一度は誰もが訪れてみたいと思うことでしょう。
今回は、となりのトトロのモデルとなったロケ地の場所について紹介します。そして、その時代についても触れてみたいともいます。ネタバレを含みますのでご注意下さい。
↓実際行ってみた方のレビュー↓
タダで見る方法はこちら↓トトロって大人になってから見返すと、昔とは違って見えて、なんか切ない…っていうか心痛い…いい意味でね
— 里帆 (@2kamytan) October 13, 2020
昔は思わなかったけど、メイもサツキもほんと純粋で可愛いし、おばあちゃん温かすぎるし、カンタまじでいい子
トトロで泣くと思わんかったわぁ
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となりのトトロのロケ地の場所はどこか
ジブリファンでなくとも、一度となりのトトロを見たら、モデルとなっている舞台に訪れたくなることでしょう。
ジブリの聖地と呼ばれる場所が世界中にあるそうです。「千と千尋の神隠し」は台湾にその舞台となった場所があります。
となりのトトロは、サツキとメイという幼い姉妹と不思議な生物であるトトロやネコバスのふれあいを描いた映画です。
彼らが触れ合う舞台は大きな森のある集落なのですが、昔ながらの日本の美しい自然の風景が描かれています。
この舞台は、埼玉県と東京都にまたがる「狭山丘陵」と言われています。3500ヘクタールもの丘陵は美しい緑に覆われています。いかにもトトロが住んでいそうな場所なのです。
そして、この「狭山丘陵」は、今では「トトロの森」という名で呼ばれるようになっています。
丘陵内には多くの散策路があるので、散歩をゆっくりと楽しめます。
住所:〒359-1153 埼玉県所沢市上山口雑魚入351
アクセス:西武狭山線西武球場前駅より徒歩30分
もうひとつの舞台 所沢の松郷について
トトロの森は狭山丘陵でしたが、メイとサツキたちが引っ越してきた地名に「松郷」という場所が出てきます。
入院したお母さんの病院の近くということで引っ越してきました。
この松郷という場所も埼玉県にあります。所沢市松郷という場所です。
駅としては、武蔵野線の東所沢駅にあたります。
現在の所沢市松郷付近は、開発がすすんでおり、メイやサツキが住んでいたような場所を探すことはできませんでした。
現在の松郷の様子です。
埼玉県所沢市松郷
となりのトトロのさつきとめいが住んでる所 pic.twitter.com/naJgcDtbiw— 🐻十六夜リコ (@zuochuanyihong1) September 13, 2020
↓が劇中での松郷の風景。やっぱり時代が違いますね…。
音楽は「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで宮崎駿監督作品に欠かせない存在の久石譲さん🎹。「#となりのトトロ」では、久石さんにとって小さな子どもが対象の映画の音楽は初めてで、しかも物語が“ドラマティックではない”ためストーリー性の薄い点をどう補強するかで一番悩んだとのこと。 pic.twitter.com/79EXsgEYdf
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) August 14, 2020
昭和のノスタルジックな風景を思い浮かべながら、開発の進んでしまった松郷付近を散策するのもよいかもしれませんね。風を感じることはできるかもしれません。
ただ、狭山丘陵も松郷も近くにあるため、あわせて聖地巡礼するにはよいですね。
地名:埼玉県所沢市松郷
最寄り駅:JR東日本武蔵野線東所沢駅
アクセス:東所沢駅よりエステシティ所沢行きバス
となりのトトロの年代設定はいつか?
サツキ「会っちゃった トトロに会っちゃった」#となりのトトロ #トトロ #サツキ #メイ #夏はジブリ #金曜ロード pic.twitter.com/lw2K8x4NbU
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) August 14, 2020
となりのトトロの年代設定については、オート三輪や電話がない家や木造の土間のある家などから昭和30年代を思い浮かべる人が多いかと思います。
実際は昭和28年(1953)という設定です。
メイとサツキが越してきた家のカレンダーには1955の表記があるため昭和30年ということがわかります。
電報が届くシーンでは、消印の日付が「昭和32年8月11日」と書かれています。
また、お母さんの入院している部屋のカレンダーには年代は書かれていませんが、日付と曜日の配置から昭和33年のものとわかります。
それぞれ30,32,33年と一致はしませんが、どうやら昭和30年代の作品らしいことはわかります。
しかし、宮崎駿監督自ら「となりのトトロは、テレビのない時代、1953年を想定して作られている」と語っていると「コクリコ坂から」のパンフレットに掲載されています。
映画の中のアイテムには微妙な誤差はありますが、監督が昭和28年というのですから、これは間違いなさそうです。
まとめ
となりのトトロは日本の美しい森の風景と人間たち、そして不思議な生き物たちを生き生きと描いています。
その舞台は、埼玉県と東京にまたがる狭山丘陵が舞台となっています。
また、メイとサツキたちが引っ越してきた「松郷」についても埼玉県所沢市に存在してます。現在は、開発が進み、映画のような自然を確認することはできません。
となりのトトロが描かれている年代は、映画に登場するアイテムからは一見昭和30年代と思ってしまいますが、宮崎駿監督は自身で「テレビのない時代、1953年を描いた」と言っていますので、その時代設定となっています。
もう一度映画を見て、確認してみてください。
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