【2022年最新】第94回アカデミー賞のノミネート作品一覧まとめ!注目作品の予想と結果は?日本の「ドライブ・マイ・カー」も候補?

2022年3月11日に日本アカデミー賞の授賞式が行われ、濱口竜介監督作品の『ドライブ・マイ・カー』が計8部門の最優秀賞を受賞したことで日本中が盛り上がりました。

興奮さめやらぬ状態の中、現地時間では3月27日、日本時間では3月28日に本家でのアカデミー賞とされる「第94回アカデミー賞授賞式」が開催予定となっています。

日本映画史上初の作品賞など4部門でノミネートされている『ドライブ・マイ・カー』への期待もますます高まる中、今回は第94回アカデミー賞のノミネート作品一覧と、注目作品についてご紹介します。

▽日本アカデミー賞のノミネート作品や結果についてはこちら▽

第94回アカデミー賞のノミネート作品一覧まとめ

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2022年3月28日午前9時頃(日本時間)より、第94回アカデミー賞が米ロサンゼルスで開催予定となっています。

作品賞の受賞作品なども豪華な作品のタイトルがずらりと並んでおり、期待の作品ばかりですが、今日本で特に注目を集めているのが「国際長編映画賞」部門です。

今回、国際長編映画賞で、濱口竜介監督作品の『ドライブ・マイ・カー』がノミネートされており、映画評論家などの間では「受賞は確実」と最有力候補として見られています。

ノミネートされたという事実だけを知るのではなく、どれが有力かどうか予想しながら見ると、よりアカデミー賞の発表が楽しみになりますよね

そんなところにも注目しつつ、各部門のノミネート作品について一覧で見ていきましょう。

作品賞

監督賞

  • ケネス・ブラナー「ベルファスト」
  • 濱口竜介「ドライブ・マイ・カー
  • ポール・トーマス・アンダーソン「リコリス・ピザ」
  • ジェーン・カンピオン「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
  • スティーヴン・スピルバーグ「ウエスト・サイド・ストーリー」

主演男優賞

  • ハビエル・バルデム「愛すべき夫妻の秘密」
  • ベネディクト・カンバーバッチ「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
  • アンドリュー・ガーフィールド「tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!」
  • ウィル・スミス「ドリームプラン」
  • デンゼル・ワシントン「マクベス」

主演女優賞

  • ジェシカ・チャステイン「タミー・フェイの瞳」
  • オリヴィア・コールマン「ロスト・ドーター」
  • ペネロペ・クルス「パラレル・マザーズ(原題)」
  • ニコール・キッドマン「愛すべき夫妻の秘密」
  • クリステン・スチュワート「スペンサー ダイアナの決意」

助演男優賞

  • キアラン・ハインズ「ベルファスト」
  • トロイ・コッツァー「コーダ あいのうた」
  • ジェシー・プレモンス「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
  • J・K・シモンズ「愛すべき夫妻の秘密」
  • コディ・スミット=マクフィー「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

助演女優賞

  • ジェシー・バックリー「ロスト・ドーター」
  • アリアナ・デボーズ「ウエスト・サイド・ストーリー」
  • ジュディ・デンチ「ベルファスト」
  • キルステン・ダンスト「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
  • アーンジャニュー・エリス「ドリームプラン」

国際長編映画賞

  • ドライブ・マイ・カー(日本)
  • FLEE フリー(デンマーク)
  • ブータン 山の教室(ブータン)
  • Hand of God -神の手が触れた日-(イタリア)
  • ザ・ワースト・パーソン・イン・ザ・ワールド(原題)(ノルウェー)

脚本賞

  • ベルファスト
  • ドント・ルック・アップ
  • ドリームプラン
  • リコリス・ピザ
  • ザ・ワースト・パーソン・イン・ザ・ワールド(原題)

脚色賞

撮影賞

  • DUNE/デューン 砂の惑星
  • ナイトメア・アリー
  • パワー・オブ・ザ・ドッグ
  • マクベス
  • ウエスト・サイド・ストーリー

編集賞

  • ドント・ルック・アップ
  • DUNE/デューン 砂の惑星
  • ドリームプラン
  • パワー・オブ・ザ・ドッグ
  • tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!

美術賞

  • DUNE/デューン 砂の惑星
  • ナイトメア・アリー
  • パワー・オブ・ザ・ドッグ
  • マクベス
  • ウエスト・サイド・ストーリー

衣装デザイン賞

メイク・ヘアスタイリング賞

作曲賞

歌曲賞

音響賞

視覚効果賞

長編アニメ映画賞

長編ドキュメンタリー賞

  • アセンション(原題)
  • アッティカ(原題)
  • FLEE フリー
  • サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
  • ライティング・ウィズ・ファイア(原題)

短編ドキュメンタリー賞

  • オーディブル:鼓動を響かせて
  • 私の帰る場所
  • ザ・クイーン・オブ・バスケットボール(原題)
  • ベナジルに捧げる3つの歌
  • ホエン・ウィ・ワー・バリーズ(原題)

短編アニメ映画賞

  • アフェアズ・オブ・ジ・アート(原題)
  • ベスティア(原題)
  • ボクシングバレー
  • ことりのロビン
  • ザ・ウィンドシールド・ワイパー(原題)

短編実写映画賞

  • アラ・カシュ(原題)
  • ザ・ドレス(英題)
  • ザ・ロング・グッドバイ(原題)
  • オン・マイ・マインド(原題)
  • プリーズ・ホールド(原題)

※タイトル名をクリックすると動画配信サービスでの配信情報をチェックできます

第94回アカデミー賞作品賞の予想と結果は?

アカデミー賞の注目といえばやはり作品賞ですよね。

ここからは作品賞の受賞作品について考えてみたいと思います。

また、受賞作品が発表され次第、結果についても追記いたします。

最有力候補は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

ジェーン・カンピオン監督が手がける「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が作品賞の最有力候補とされており、一番注目されている作品です。

Netflixで2021年12月1日から配信開始され、視聴したという方も多いようです。

舞台は1920年代のアメリカ・モンタナ州。

カリスマ性はあるものの、無慈悲で周囲から恐れられている牧場主のフィル・バーバンクが、弟ジョージの妻ローズとその連れ子・ピーターに対し、敵意をむき出しにして冷酷な仕打ちをしますが、そこにはある秘密が隠されていて…というようなストーリーです。

彼を取り巻く環境や、複雑な人間関係を描いた人間ドラマとして高く評価されています。

『ドライブ・マイ・カー』の受賞の可能性は?

日本アカデミー賞でも8冠の快挙を達成した『ドライブ・マイ・カー』。

本家の米国アカデミー賞でも

  • 作品賞
  • 国際映画賞
  • 監督賞
  • 脚色賞

の4部門でノミネートされています。

日本の作品として初となる作品賞のノミネートということもあり、「このまま作品賞も受賞するのでは?」と期待が高まっています。

演出家・舞台俳優である主人公・家福悠介が脚本家であり愛する妻を亡くし、その後の喪失感や妻が隠していた秘密について丁寧に描かれているヒューマンドラマとなっています。

本命の「パワー・オブ・ザ・ドッグ」と同じく、人の心や動きを繊細に描き、見ている人を引き込んでいくという構図が見事で、作品賞を受賞しても申し分ない作品と言えるでしょう。

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優秀作品賞の結果は?

3月28日にアカデミー賞授賞式が行われ、作品賞の結果が発表となりました。

作品賞は「コーダ あいのうた」に決定!

予想とは異なりましたが、こちらの作品も納得の受賞と言えます。

まとめ

今回は、日本時間では3月28日に開催される米国アカデミー賞のノミネート作品についてまとめてご紹介しました。

どれも一度は観て損のない優秀作品ばかりなので、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

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