新劇場版ヱヴァンゲリヲンは、4部作からなり2012年までに「序」「破」「Q」の3作が上映されました。
待望の4作目「シンヱヴァンゲリヲン」の上映を首を長くしてまっているファンも多くいると思います。
「Q」を見て、面白かった、つまらなかった、理解できた、理解できなかった、と様々な反響を残して8年、「Q」で残された多くの謎について、早く知りたい、とか、こういう解釈ができる、とか、面白くても面白くなくても見に行く、エヴァだから、とか、様々な意見が聞こえてきます。
今回は、話題の「シンヱヴァンゲリヲン」について、公開延期はいつまで続くのか、そして、最新情報をふまえながら公開の予想をしてみたいと思います。
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シンヱヴァンゲリヲンの公開延期はいつまで続くのか?
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
本当なら今日、観て頂ける筈でした。これは初号試写会場でのポスター。1/23公開と書かれたものは今後もう貼られないので、記念とお詫びにUPします。もう少しだけ、お待ち下さい。
共に頑張っていきましょう。#エヴァ #幻の公開日 #1月23日 pic.twitter.com/IaOR9PXVnZ— 緒方恵美@2/11「M’s BAR」開催! (@Megumi_Ogata) January 23, 2021
待望の完結編「シンヱヴァンゲリヲン」の上映は2020年6月27日に決定されたのは、2020年にはいって間もないころでしたが、2020年とともに、使徒よりも恐ろしい新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が日本にも上陸しました。
周知のことかとは思いますが、現在、新型コロナウィルス拡大という国内外の未曾有の事態を受けて、東宝は、公開日の延期を決定しました。
では、この公開延期がいつまで続くのかが非常に気になるところですよね。
その後の発表としては2020年10月16日に、「2021年1月23日(土曜)に公開が決定!」という報道がされました。
しかし!、2021年1月に入り新型コロナ拡大の影響から発令された緊急事態宣言を受けて、1月14日の公式発表でさらなる延期が決定してしまいました。
確かにこの段階で、シン・エヴァンゲリオンが公開されたら鬼滅の刃と同様に映画館でクラスターが発生してしまうのは間違いないでしょうから仕方ないですね。
現時点(2021年1月末)では、12月から跳ね上がっていた東京の感染者数は1日千人を割りましたがそれでもまだ上映できる安全な状況とは程遠いです。
ちなみに、2020年10月16日の東京のコロナ感染者数は1日642人でした。この水準にまで下がるのがいつ頃になるかにかかっていそうです。
一方、2020年10月に2021年1月の上映が発表されたことを考えると、仮に2021年2月に上映日が発表されたとしても公開は5月とかになります。先は長いですね。。。
シンヱヴァンゲリヲン公開に関する最新情報と上映の予想について
ヱヴァンゲリヲンに関する公式サイトなどでは、2021年1月14日の上映延期を最後に、あらたな情報は出ていません。
色々な憶測が飛び交っていますが、2020年4月に延期発表された際の庵野監督の直筆メッセージや2021年1月14日の延期発表の際のポスターを見ますと、ヱヴァンゲリヲンの上映よりもCOVID-19を克服することのほうが格段に重要な事項と捉えているということがよくわかります。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破、:Q』無料開放のお知らせhttps://t.co/Y1SVz19rPQ
公開延期に際し、お待ちいただいている皆様へ、庵野秀明より直筆メッセージをお届けいたします。 pic.twitter.com/TdospzncfB— 株式会社カラー (@khara_inc) April 17, 2020
「共に乗り越えましょう」
シンエヴァ延期悲しいけれど、このあたたかい言葉にグッときた
頑張ります pic.twitter.com/dQRzRqPai1— みあ(チョキ) (@MiaSi_aquarius) January 14, 2021
ヱヴァンゲリヲンは、いまやいち映画というよりは、社会現象化しているアイコンであり、絶対にCOVID-19のクラスター源となってはならないのです。
また、同サイトでは、同日以降の更新には、過去のヱヴァンゲリヲンの放送や無料視聴サービスなどを打っており、引き続き、ファン獲得の活動を映画という媒体以外で精力的に行っています。
もちろん、その中に新劇場版の「序」「破」「Q」も含まれています。
私の個人的な観測ですが、ヱヴァンゲリヲンもまた、COVID-19と共存する新しい世界の中で、形を変えていくものと考えます。
6.27からの上映を中止したことによる経済的損失はおそらくかなり出ているかと思います。箱を押さえていたところ、別な映画を入れるのですから、集客も落ちたでしょう。
ネット環境の利用や、人数制限による映画の上映など、あたらしい形での上映を模索しているものと考えます。
このままだと、映画産業も衰退していきます。
私の推測では、東京オリンピックまでには、上映の仕方や時期が明確になっていくものと思われます。
エヴァの社会的影響力を考えると、政府や各国の方針と歩調をとりながら、慎重に決められていくと思います。
どこかのゲリラライブやデモなどと違い、COVID-19の中においても全国民に愛されるヱヴァンゲリヲンでなければならないのです。
まとめ
2021年1月時点で、コロナウィルスの感染拡大は続いています。アメリカなどでは日本以上に感染者、死者が出ています。
日本やアジア各国では意外と感染、死者数ともに低く抑えられてはいますが、経済活動の再開とともに、徐々に増加している傾向です。
シンエヴァンゲリオンの上映については、ファンならずとも気になる重大事なのですが、COVID-19の状況を鑑みた対応をせざるを得ないの自明です。
東宝が考える最悪の事態は、東京の新しい感染者〇名のうち感染経路でわかっているのは本日上映開始された「シンヱヴァンゲリヲン」の館内です。
シンエヴァクラスターという不名誉なイメージではないでしょうか。
光が強ければ、影の部分も一層強くなりますので、慎重にしかるべき判断がとられるまで待ちましょう。
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