いつか、いつかと待ちに待っている「シンヱヴァンゲリヲン」新劇場版ですが、ようやく、冒頭の10分間が公開されました。
WILLEの活動からはじまるところは、「Q」と同じ流れのようです。パリ上空において行動をするWILLEはどうやら、LCL化されてしまったらしいEURO NERVを復活させようとしています。
WILLEの隊員らがパリのコンピューター中枢らしきものにアクセス、侵入してLCL化を解除できるようです。
EURO NERVの復活により兵力を獲得しようとするWILLEを妨害するのが、NERVゲンドウです。
「シン」においてもWILLE VS NERVの戦いから映画ははじまります。
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シンヱヴァンゲリヲンの敵「44a」「44b」「4444c」とは?
44a、44b、4444cという新たな兵器がいきなりWILLEに襲いかかってきます。この3体はそれぞれに特徴を持っており、「Q」に搭乗した4a、4b、4cと同じようなナンバー兵器と思われます。
それぞれ簡単に説明します。
44a(フォーツーエー):航空特化タイプヱヴァンゲリヲン、使徒の仮面(おそらくアダムと同じ)を2つ持ちます、小型で飛行タイプ、爆弾を装備する。大量にいて、固まったり連結したりできる。
エヴァ44Aが出てくるときのBGMめちゃくちゃ好きなんやけど#0706作戦完遂 #エヴァ #シン・エヴァンゲリオン #ヱヴァンゲリヲン新劇場版 pic.twitter.com/adeGiBqAf9
— アイララ (@Aituwa_rarara) July 13, 2019
44b(フォーツービー):電力供給特化タイプヱヴァンゲリヲン、頭と腕を持たない、足と胴体だけのようなやつ、発電、供給が目的。複数で連結して大電力を供給する。
エヴァ44B(フォーツービー)って見た目からしてシュールなのに、歩いてる姿はさらにシュールですよねw pic.twitter.com/oPvZIKEyk6
— くぼさん少佐 (@Mk218935351) July 23, 2019
4444c(フォーフォーシー):陸戦用ヱヴァンゲリヲン、使徒の仮面を4つもちます、巨大な円環の陽電子加速装置を装備している。44bと連結することで、「序」で初号機が行っていた陽電子砲の発射をたやすく行う。
#4444c pic.twitter.com/WBOI3bKkO5
— からすまる (@Karasumaru787) April 21, 2020
この3種類はヱヴァンゲリヲンと呼ばれているが、どこか使徒の面影をもっていて、NERVでゲンドウの能力により大量に生産されている。
「Q」で登場したMark4とにたようなナンバリングを持つため、おそらくMark4の系譜をもつ兵器であり、ゲンドウの意図により行動している。
さしあたり、NERV壊滅を狙うWILLEを倒すために投入されているのでしょう。
カッコいいという人もいましたが、個人的にはイマイチなデザインだと感じました。
44bと4444cが連携して、陽電子砲を放つシーンは「これは本当にあのカッコいい『エヴァンゲリオン』のなのか…?」と思ってしまいました。
マリが操縦していた8号機のアクションは、結構カッコよかったですけどね。
完結編のシン・エヴァンゲリオンでは旧劇の「量産型」以上の禍々しいデザインであってほしいものです!
「44a」「44b」「4444c」は、使徒なのかヱヴァンゲリヲンなのか?
エヴァ44bとかエヴァ4444c、
エヴァンゲリオンを使ってエネルギー供給とエヴァンゲリオン産エネルギーの利用をしてるので、エヴァンゲリオンパンクとしか言いようがない。 pic.twitter.com/oyqeAkGeof— バーチャルVtuver豆猫さん (@MAME_NYA) October 7, 2020
結論から言うと、ヱヴァンゲリヲンにカテゴライズされます。公開映像のなかでもヱヴァンゲリヲンといわれています。
「Q」で登場したネーメジスシリーズもパターン青で使徒と認識されましたが、使徒は基本的にリリスとの融合を図るためにドグマへの侵入を目指してきました。
ただ、ヱヴァンゲリヲンも使徒(アダム)をコピーして作ったものであることを考えると、どちらも同じ特性をもっていてもおかしくありません。
ただ、NERVゲンドウの側にあることや、リリスを目指さないところを見ると、使徒の特性というよりは、自立型のヱヴァンゲリヲンと説明づけられるものです。
ヤシマ作戦と同様な使われ方をしているところもヱヴァンゲリヲに近いということができるでしょうね。
また、旧劇の量産型もエヴァンゲリオンでしたが、中身は使徒であるカヲルの魂をダミープラグとして使ったものでしたので、44aたちも同じ可能性があります。
はたして44aたちは、いったいどのような仕組みで動いているのか、、、劇場での公開で明らかになることでしょう!
ネルフの目的とは?
シンエヴァンゲリオン四コマ漫画にしたらこうなると思う。
シンジゲンドウ殴る→ゲンドウ怒る→ゲンドウ「待ってたぞシンジ。。。」→親子喧嘩 pic.twitter.com/dujOzPRKzF— キマイラ (@KBSKmairA0415) December 26, 2020
いまや「NERV」ニアリーイコール「ゲンドウ」といっても過言ではありませんし、ゼーレも消滅しているので、ゲンドウは、ゼーレの代弁者ともいえる存在となっています。
そのNERVがずっと目的にしてきたものは「人類補完計画」です。人類補完計画の全貌はよくわかっていませんが、「Q」においておぼろげに外観が見えてきました。
人類補完計画達成にはいくつかの条件があります。「序」において、ゲンドウは11の使徒を倒さねばならないと言っていました。13使徒となったカヲルを「Q」でせん滅したことになっていれば、おそらくあと1体か2体です。それは、Mark6及び復活したリリス(第11使徒)が入っているかどうかによります。「Q」では復活しているようにも見えました。
このあたりは、「シン」の続きで明確になるといいです。
そして、やはり最終的にはインパクトを起こして、インフィニティによる新たな生命体を誕生させることです。ここは、概念的なことはわかりますが、映像になるとものすごく抽象的な表現になりがちなので、映画を見ていて何が起こっているのか理解することが困難な箇所です。
インフィニティはATフィールドを持たない生命体のひとかたまり(コア化か)のように思われます。生命体の統合のようなイメージでしょうか。
そこには、ゼーレのシナリオとゲンドウの野望が合致していない部分があることもわかっています。
ゲンドウは、綾波レイを生み出す装置のようなものになってたユイとひとかたまりになりたいと願っているのではないかと考えています。
結果的にゼーレが目的としている、人類に代わる、でも人類もその一部となる超生命体の誕生が人類補完計画の達成と何かとひとかたまりになることを望んむゲンドウ(NERV)の目的は一緒なのではないかとも考えられます。
まとめ
10分間の冒頭の映像だけでも、「シン」のストーリーがおぼろげに見えてきました。
「Q」の予告編で登場していた2+8号機もこれから登場するでしょうし、WILLEとNERVのガチンコ対決がはじまります。
また、カヲルの登場も予期されますので、どうまとめてくるのかはものすごく興味が湧くところです。
Mark6やMark9がWILLEやリリスとどう関わってくるのかも楽しみなところです。
EURO NERVがクローズアップされていますので、やはりアスカとマリの活躍も見ものです。
最後に、月面にあったアダムスや棺の謎の解明がなされるのか、カヲルとシンジによりロンギヌスの槍とカシウスの槍の奪還が行われ、インパクトの阻止、世界の復活がなるのかも気になります。
「シン」は冒頭の10分での食いつきは十分ですね。
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