空飛ぶ車はなぜ助けてくれた?車のその後や、車種のフォード・アングリア105Eについても!【ハリーポッターと秘密の部屋】

「ハリーポッターと秘密の部屋」はイギリスの文学作家J・Kローリングが1998年に発表しており、児童向けファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの第2巻になります。

同作品が映画化されたのは2002年で、ワーナー・ブラザーズが制作しています。

今回は、ハリーポッターと秘密の部屋について登場する空飛ぶ車が、なぜピンチに陥ったハリーとロンを助けてくれたのかを考察したいと思います。

また、車のその後、車種のフォード・アングリア105Eについても紹介します。

以下、ネタバレを含みます。

空飛ぶ車はなぜ、ハリーらを助けてくれたのか?

「空飛ぶ車」はウィーズリーの家にあった車ですが、本作では重要なアイテム(キャラークター)のひとつとなっています。

ダーズリー家に閉じ込められているハリーをウィーズリーらが助ける場面では、ウィーズリーが運転する「空飛ぶ車」によって家の2階からハリーを助け出します。

そしてなによりも、クモを追って「禁じられた森」に入り込んだ末に、大蜘蛛アクロマンチュラの子供たちに襲われて絶体絶命になったハリーとウィーズリーを突然助けに現れるのも「空飛ぶ車」なのです。

 

「空飛ぶ車」は、人の運転によっても動けますが、魔法によっても動かされます。

電車に乗り遅れた際、ハリーらをホグワーツに「空飛ぶ車」が届けてくれた時は、ウィーズリーの父アーサーが「空飛ぶ車」にホグワーツへハリーらを届けるように魔法をかけていたのです。

そして送り届けたあとは「禁じられた森」へ行ってしまいます。

そしてハリーらが蜘蛛に襲われた時は、ハグリッドが「禁じられた森」で「空飛ぶ車」と出会い、ハリーらのピンチにおいては、助けに行くように魔法をかけていたのです。

経験を積んだ魔法使いは、道具に意志をもたせる魔法をかけることもできるのです。

「空飛ぶ車」のその後は?「空飛ぶ車」は実在するの?

「空飛ぶ車」は、ハリーらを助け出した後再び「禁じられた森」へと帰りますが、実はこの車はマグルの車であり、ウィーズリーの父はこの車を違法に改造していたことが発覚し、罰金を取られることになります。

「禁じられた森」に帰った車は、マグルの世界からホグワーツへ魔法の力で連れてこられて、ある一定の知能も持つことになり、自由(野生化)になったのです。

そしてこの「空飛ぶ車」ですが、実は実在します。

1963年製のフォード・アングリア105Eデラックスという小型の大衆車です。

この車は、1939年から1967年まで製造され、英国フォードで設計されました。

1939年から1967年の間に様々なモデルが作られています。

そして映画に登場する105Eは、1963年頃から作られていたモデルになります。

 

エンジンは、997ccとフォードにしては、小ぶりな車です。

英国の設計ですが、アメリカ車の影響を受けたスタイリングといえるでしょう。

空力特性のよいフォルムを採用しています。

英国以外では、オーストラリアや南アフリカが主な販売国となっていました。

フォードと聞くとアメリカの車と思いがちですが、さすがにハリーポッターの映画ですから、英国製の車が採用されているのですね。

まとめ

「空飛ぶ車」は、フォード・アングリア105Eというマグルの製造した小型大衆車で、1963年製です。

ウィーズリーの父が違法改造をして、透明になったり、空を飛んだりできるように魔法をかけていたのです。

また、一定の知能も持たせることができ、ハリーらをホグワーツへ送り届けたり、「禁じられた森」で野生化したり、判断力を持つに至っています。

「禁じられた森」ではハグリットに出会い、ハリーらを守る魔法をかけられています。

このため蜘蛛に襲われた時、「空飛ぶ車」はハリーらを助けに現れたのです。

ハリーらを助けた後、「空飛ぶ車」は再び「禁じられた森」で野生化し暮らしいています。

今回はハリーポッターと秘密の部屋について解説しました。ぜひこの機会にご覧ください。

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